今週は、【しごび】の一年を振り返ってみたいと思います。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 裏【しごび】2006(5)>
◆─────────────────────────────────◆
これまでとこれから
いつのまにか【しごび】がまぐまぐ殿堂入りを果たしていました。
来年1月10日で創刊二年、創刊当初は思いも寄らなかった6500人もの方に
お読みいただいていることを心から感謝しています。
仕事でも私生活でも欠かすことのできなくなったメール。
メール独特の文体、書き方、文章の運びが生まれ、定着しつつあります。
携帯メールはさらに独特。
紙に筆記具を使って文章を書くという行為自体が減り、パソコンのキーボ
ードを打つ、携帯電話のボタンを押すことが文章作成の主流になっていく
ことは仕方のないことかもしれません。
言葉を省き、必要最低限の文章で確認も理解もでき、絵文字や顔文字で表
現することで親近感や楽しさも生まれます。
ですが、メールの普及・発達で、表現自体が即物的、直接的になり、行間
を読んだり、相手の真意を推し量る能力が落ちていくとしたら、寂しいこ
とです。
▼ 言葉に対する謙虚さを
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
メールでもブログでも、パソコンで書いた文章はすべて活字になります。
くせのある手書きの文字でなく、きちんと整った活字。手軽に活字化され
ることで、文章そのものも一見、きれいにきちんとした文章に見えてしま
う怖さがあります。
手書きに戻ることは難しくなっても、活字になった自分の文章を過信した
り錯覚しないことも、今後気をつけていかなくてはならないことではない
でしょうか。
私がこのメルマガで伝えたいことは、メールの書き方に関する絶対的なル
ールではありません。相手を不快にせず、気持ちよくやりとりするための
配慮をメールでどのように表していくかということです。
これからも、仕事を通じて気づいた言葉の使い方や印象的なやりとり、気
持ちを伝えるメールの書き方や工夫を述べていきたいと思います。
あなたが日ごろ疑問に思っていることや迷っているメールに関するあれこ
れ。どうぞ気軽に【しごび】に投げかけてみてください。
これからもあなたと一緒に考えていきたいと思っています。