今週は、感じのよいビジネスメールへの書き換え指南です。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 続・書き換える技術 >
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押しの強いメール
今週は事例を挙げながら、メールをわかりやすく、感じよく書き換える
ポイントをご紹介していきます。
次のようなメールを受け取りました。
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今回は我々の活動が更に発展、進捗したためご協力できる範囲が広がり
ましたのご連絡致しました。
今回ご連絡させていただきましたのは、私達の活動、理念、
社会に対する思いに賛同して、協力してくださる企業様、社長様
を求めておりましてご連絡させていただきました。
以下キーワードにピンと来られた方、
ぜひ最後まで読んでいただければと思います。
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上記の文章は、丁寧な言葉を使っているにもかかわらず、慇懃無礼な印象
を受けるのはなぜでしょうか。原因としては次の三点が考えられます。
・「ご連絡致しました」「ご連絡させていただきました」が繰り返されて
いる点
・送信を許可したわけでも依頼したわけでもないDMメールなのに
「~させていただきました」という言い回しを多用している
・一方的に自分の状況を伝るばかりでえ、相手の反応や返答をうかがう
様子が感じられない
では、次のように書き換えるとどうでしょうか。
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今回、私どもの活動理念や社会に対する思いをお伝えしたく
突然ではございますが、ご案内のメールをお送りいたします。
○○○に対する取り組みも
少しずつですが、ご協力・ご賛同いただける企業様が増え
活動範囲も広がってまいりました。
どのような活動を行っているかを下記にまとめましたので
ご覧いただき、ご感想やご意見をいただければ幸甚です。
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・なぜ、メールを送るのかという理由を冒頭で知らしめる。
・自分たちの取り組みや状況を端的に知らせ、
それに対する反応を欲している旨を伝える
・直截的な表現を避け、婉曲に興味を引き出す表現
この3点に留意して書き直しました。
強気な姿勢で一方的に送りつけるのではなく、一歩引いて相手の反応を伺
う表現にすると、メールの印象もがらりと変わります。