今週は、読みやすいレイアウトについての考察です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < メールの見た目(4)
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箇条書きですっきり

メールの場合、用件の伝達が一番の目的です。
相手にわかりやすく伝えるためには、要点を整理し箇条書きにすると、
視覚的にもさっと頭に入ります。

例えば、次のような一文。
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データ送付の件ですが、本日最終の宅配便で届けることが難しい状況の
ため、宅配便以外の方法として、「宅ふぁいる便」 による送付か、
もしくは明日、広島営業所へデータ持参という二つの方法が考えられます。
いずれで対応いたしましょうか。ご検討をお願いします。
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「ため」「もしくは」などで文章がつながれていて、一文が長いので
ポイントがつかみにくいですね。
「二つの方法」を箇条書きにするとわかりやすくなります。

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データ送付の件ですが、本日最終の宅配便でのお届けが難しい状況です。
宅配便以外の方法として、次の二つの方法が考えられます。

1)「宅ふぁいる便」 による送付

2)明日、広島営業所へデータ持参

いずれの場合も早急に対応いたしますので、ご指示をお願いたします。
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ポイントとなる部分を箇条書きにするだけで、内容がすっきりし、
受けとる側も回答がしやすいです。

最初にざっと箇条書きで要点を挙げて、補足的に一文を加えるという
方法もあります。

読み手の立場で見やすい書き方を工夫すると、用件が正確に伝わり、
誤解や思い違いも少なくてすみます。

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