今週は、メールのやりとりにかかる時間の短縮についてです。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < メール対応の効率化
◆─────────────────────────────────◆
                         もっと時短を!

 先日、「メールの書き方勉強会」の講師を務めた際
 
 「事務所全員の懸念として、メールを読む・書くという作業に
  時間がかかっており、効率化を図りたい。
  何か良い方法はないだろうか?」

 という質問がありました。

 実際に当メールマガジン読者や、客先でも
 「メール対応に時間を取られ
  本来の業務になかなかとりかかれない」
 「本業に忙しく、メール対応が後回しになって
  残業してしまう」
 という声をよく聞きます。

 上記の質問があった事務所では、時短対策として

 1)実務でよく使う文書を、フォーマットとして「Google Docs」で共有し、
   その都度コピー&ペーストして使用
   ※「Google Docs」とは
     http://www.google.com/google-d-s/hpp/hpp_co_jp.html

 2)所内送信のメールタイトルには、それとわかる頭文字を入れて送信

 という工夫をしているとのことでした。

 1)については、頻出する単語やフレーズを「辞書登録」機能を使って
 登録しておく方法もあります。

 例えば、私の場合は
 「よろしくお願いいたします。」を「よろ」と打つと
 出てくるように登録し、メールの結びで使っています。

 送信の際は、「よろしくお願いいたします。」の前に
 「ご確認のほど」「ご回答を」などの言葉を添えて
 バリエーションを付けています。

 それが面倒ならば
 「ご確認のほど、よろしくお願いいたします。」
 「ご検討をお願いいたします。」
 のようにフレーズごと辞書登録しておくのもよいでしょう。

 2)については、スタッフや業務別にML(メーリングリスト)を設定したり、
 イントラネットを活用したり、という方法もありそうです。

 今週は、こうした
 メール対応を効率化する対策を考えていきたいと思います。

記事全文を読む