今週は、間違いやすい慣用語・慣用句についてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法                 < 気をつけたい表現(5)
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                                                                          「重し? 重り?」

なんとなくうろ覚えのまま使っていたり、
勘違いしたまま使っていたりする表現を
今週は取り上げてきました。

1語の違いで、意味が変わってくる言葉があります。

「重し」と「重り」

どちらも、重さが必要なときに重さを加えるために用いるものですが
「し」と「り」の違いがあります。

「重し」は、ものを押さえつけるために上におくもの。
「重り」は、重さを増すために加えるもの。

「重し」は「重石」とも書き、
「漬物の重し」「風で飛ばないように書類に重しを載せる」
という使い方をします。

「重り」は「錘」とも書き
「てんびんの重り」「釣り糸に重りを付ける」
といった使い方をします。

ですから
「重しを付けて沈める」
というのは間違い。

「重りを付けて沈める」
が適切な用法です。

微妙な違いですが
混同しやすい語なので
違いを知っておくとよいですね。

 
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