今週は、間違いやすい慣用語・慣用句についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 気をつけたい表現(5)>
◆─────────────────────────────────◆
「重し? 重り?」
なんとなくうろ覚えのまま使っていたり、
勘違いしたまま使っていたりする表現を
今週は取り上げてきました。
1語の違いで、意味が変わってくる言葉があります。
「重し」と「重り」
どちらも、重さが必要なときに重さを加えるために用いるものですが
「し」と「り」の違いがあります。
「重し」は、ものを押さえつけるために上におくもの。
「重り」は、重さを増すために加えるもの。
「重し」は「重石」とも書き、
「漬物の重し」「風で飛ばないように書類に重しを載せる」
という使い方をします。
「重り」は「錘」とも書き
「てんびんの重り」「釣り糸に重りを付ける」
といった使い方をします。
ですから
「重しを付けて沈める」
というのは間違い。
「重りを付けて沈める」
が適切な用法です。
微妙な違いですが
混同しやすい語なので
違いを知っておくとよいですね。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
「まぐまぐ大賞 2016」キャリアアップ部門で2位に入賞しました!
「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版 登録はこちらから