今週は、算用数字と漢数字の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 数字の使い分け(2)>
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漢数字と洋数字の区別
今週は、算用数字と漢数字の使い分けについて
例を挙げながら紹介していきます。
新聞表記では
・数量や順序などを示す場合 → 原則として洋数字
・慣用句など → 漢数字
と区別して表記します。
例えば
「4年に1度の五輪」。
「4年に1度」は順番として巡ってくる数値なので洋数字ですが
「五輪」はオリンピックを指す言葉なので漢数字で表記します。
一方、「一度もない」の「一度」は数字としての意味が薄れ、
象徴的に用いられていて、他の数字に置き換えられない表現
なので漢数字で表記します。
「広島の三角州」のように慣用的な使い方をする語では
「3角州」という書き方はしません。
「一角を占める」も同様。
「四角い箱」のように形容詞として使われる場合も
漢数字を用います。
「三角関係」も慣用的な言葉なので、漢数字を用い
横書きでも「3角関係」とはしないのでご注意を!
<追記>
同様の語で洋数字と漢数字で書き分ける例としては
「一人前の職人」と「1人前の料理」
「二大政党制」と「民主、共和の2大政党」
「百八十度の転換」と「180度開脚」
などがあります。
2021年10月13日の日経新聞電子版の記事の見出しに
「女性活躍をやり直そう 働き手目線へ180度転換を」
とありました。
横書きの場合、「百八十度」と表記するより
文字数が少なくなるためかもしれません。
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