今週は、間違いやすい慣用語・慣用句についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 気をつけたい表現 >
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「的を得る?」
なんとなくうろ覚えのまま使っていたり、
勘違いしたまま使っていたりする表現があります。例えば……
「的を得る」
うっかり使ってしまいがちですが
実はこれ、正しくは
「的を射る」
ですね。
「当を得る」という表現と混用して間違いやすい表現です。
同様に
「類は類を呼ぶ」
これも正しくは
「類は友を呼ぶ」
が正しい表現です。
同類語としては「類を以って集まる」があります。
今週は、このように
うっかり使ってしまいがちな
誤りやすい慣用語・慣用句を
取り上げていこうと思います。
<追記>
「的を射る」とは、矢の目標である的(まと)を射抜くこと、
つまり「核心をつく」という意味で使います。
一方、「当を得る」は、道理にかなっているという意。
類語に「妥当」があります。
「類は友を呼ぶ」の由来は「易経」の
「方(ほう)は類を以(もっ)て聚(あつ)まり、
物は群を以て分かたる」から派生したと言われます。
「類を以って集まる」の「以て」は「に寄って」という意味。
変化の方向が同じようなものは自然と集まり、
集まったものがそれぞれ群れを作ることになる、
つまり、気の合う者、似た者同士が自然に集まる
ことを指します。
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