今週は、無駄を省いたスッキリメールについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                       < メールのぜい肉を取る(2)>
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 「過剰な修飾語」

読みやすいスッキリしたメール文にするには
ぜい肉となる「無駄」な文章を取り去ることが必要です。

無駄の一因となっているのが
「過剰な修飾語」
です。

形容詞や副詞は、
書き手がどのように感じたか、感じているかという
「主観的な意見」を述べるときに使われることが往々にしてあります。

例えば
「とてもきれいな部屋」
という一文。

「部屋」は実在するものですが
副詞「とても」や、形容詞「きれいな」は
書き手の主観で感じたことです。

ほかの人が見れば
必ずしも「とてもきれいな」部屋に見えるとは限りません。

▼ 盛らずに書く
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
「緑豊かな公園に隣接し、光にあふれた
南向きのとてもきれいな部屋」

広告文のようなこの一文
修飾語があまりにも多く使われているため
本来、伝えるべき「事実」が分かりにくくなっています。

文の「ぜい肉」となっている修飾語を取り除いてみましょう。

「公園に隣接した、南向きの部屋」

このように、過剰な修飾語で「盛った」一文は
余計なイメージを与え、読む側を惑わせます。

事実を正確に伝える必要がある
ビジネスメールの場合、
客観的な事実を伝わりにくくする
修飾語の使いすぎに注意しましょう。

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