今週は、文章を確認するときの参考情報を紹介します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法      < 調べ、確認するために
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                           確認の手引き 

 文章を書くとき、
 「この文字の使い方でいいのかな?」
 「この用語で間違ってない?」
 と疑問や不安に思うことはありませんか?

 そんなときに参考にしてほしいツールがあるので
 今週はその幾つかをご紹介していこうと思います。

 ひとつめは……

 おなじみのかたも多いと思いますが、改めてご紹介します。

 共同通信社「記者ハンドブック」
 
 当メールマガジンで繰り返し紹介している
 ハンドブックです。

 新聞の統一表記をまとめたものですが
 新書サイズのためハンディで、扱いやすいので
 私は事務所と自宅用に1冊ずつ持ち
 パソコンの脇に常備しています。

 例えば、「用字用語集」をぱらっと開くと
 「最小」と「最少」の意味の違い、用例が掲載されています。

 「外来語用例集」では
 「エンターテインメント」「コンピューター」など
 新聞表記で統一されているカタカナ表記を五十音順に紹介。

 「誤りやすい用字用語・慣用句」は
 「怒り心頭に達した → 怒り心頭に発した」
 のような、間違いやすい言葉がピックアップされていて
 便利です。

 そのほか
 「紛らわしい会社名」の一覧

 カップヌードル → カップ麺 のような
 「登録商標と言い換え」

 「新聞略語集」などが
 1冊にまとめられています。

 現在は、第12版が最新版です。

 一般社団法人 共同通信社 編著
 「記者ハンドブック 第12版 新聞用字用語集」
 

 ほぼ同じ内容で、朝日新聞社からも
 「朝日新聞の用語の手引」が出ています。

 こちらは、「記者ハンドブック」より
 ひとまわり版も大きく、文字も大きいのが特徴です。

 2冊持って比較してもよし
 どちらか好みの方を1冊持ってもよし。

 職場に1冊あると便利です。