今週は、バックナンバーの人気記事をご紹介
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 過去の人気記事トップ5(2)
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                     TOP4「拝読させていただく」

 今週は、今年最終の配信ということで
 バックナンバーの人気記事「トップ5」を
 ご紹介しています。

 人気記事の4位は?

 2010年8月2日に配信した VOL.1325 

 < 過剰な敬語 >というテーマでとりあげた
 「拝読させていただく」についての記事です。

 下記に再掲します。

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 メールがこれだけ普及し、
 ブログやツイッターで情報発信する人が増えた今
 「書く」ことへの関心の高まりと共に
 敬語に対しても気を遣う人が増えてきているように感じます。

 その一方で、相手に失礼のない表現を考えすぎて
 必要以上に敬語を使っている文を目にすることも
 多くなりました。

 このテーマ、これまでにも何度となく取りあげているのですが
 正直言って、ネタが尽きません。

 ということで、「過剰な敬語」表現について
 改めて取りあげていきたいと思います。

 ▼ 「拝読」そのものに謙譲の意
  ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
 「ご著書を拝読させていただきました」

 この一文の間違いは、本メールマガジンの読者のかたなら
 もう、お分かりですね。

 「拝読」自体に謙譲の意味合いが含まれるため
 「させていただく」は必要なく
 「拝読しました」として失礼にはなりません。

 「拝読させていただいております」
 と現在進行形で「読んでいます」と伝えたい場合も
 「拝読しております」。

 これに似た表現で
 「拝読いたしております」もNG。

 「する」の謙譲語「いたす」もこの場合は
 「拝読」に含まれているため必要なく、
 「拝読しております」
 として差し支えありません。

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 ※上記の記事は2年前に配信したものですが
  「過剰な敬語」が使われている状況は、
  あまり変わってないように思います。

  「~させていただきます」を使えば、とりあえずOKではなく
  適切に使ってこそ、映える表現であることを
  忘れずにいたいですね。

 元の記事はこちら
 

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