今週は、読者のかたからの質問にお答えします。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(2)>
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「天寿を全う」に代わる言葉
<読者からの質問>————————————————
> 「大往生」や「天寿を全う」というフレーズは
> 遺族側が使う言葉であり
> 遺族に対して使う言葉ではないことを覚えておきましょう。
これは知りませんでした。
実際「天寿を全うされて・・・」なんて書いたこともあります。
あやかりたく思う気持ちをこめて長寿に触れるには
どういった表現がよろしいのでしょうか?
根本的に弔辞というものは
淡々と書けばいいということなのかもしれませんが・・・
(読者 星のおじ様)
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上記の質問は
「遺族にかける言葉< 悲しみのメール(4)>VOL.1844」
の記事に対してのものです。
誰の手も煩わせることなく逝った人に対して
自分もそんなふうに逝きたいと感じることがあります。
ですが、「死」はあやかるものではなく
肉親、他人の別なく、
今、残された者がしっかりと「生きる」ことが大切なような気がします。
ですから、遺族でない人が
亡くなった人の死に対して言葉をかけるとしたら
「○○さんのように清々しく生きたいものです」
「○○さんは最期まで多くのことを教えてくださいました」
といった表現はいかがでしょうか。
言葉を選ぶので、表現は難しいですが…。
そのかたの「死」にフォーカスするのではなく
その生き方、生き様という「生」に重きを置いた表現で
気持ちを伝えられたらいいですね。
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