今週は、「話し言葉」と「書き言葉」の違いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < くだけすぎる表現
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 「まじ、すごい」

メールは、「書く」ツールではありますが
手紙ほど堅苦しくなく、電話のように気軽にやりとりできるせいか、
表現が限りなく「話し言葉」に近い「書き言葉」になりがちです。

親しい間柄の人と私的なやり取りをする場合は
「話し言葉」モードで問題ありませんが
ビジネスメールとなると、そうはいきません。

LINE、Twitter、FacebookといったSNSや
ワントゥワンでつながる携帯メールのやり取りに慣れていると
(というか、それしか経験がない場合もありますが)

対応を切り替えないと、相手に失礼だったり
伝えるべきことが伝わらないメールになってしまったりするので
注意が必要です。

例えば
「昨日の展示会、まじ、すごかったです」

「まじ」は「まじめに」が略された言葉で
言ったり、聞いたりすることも多いため
うっかり使ってしまいがちですが
ビジネスメールではくだけすぎる表現です。

「すごい」というのも何でも使えて便利な表現ですが
どのようにすごかったか、具体的に書く方が伝わります。
例えば……

「昨日の展示会は、予想以上の参加者数でした」
「昨日の展示会は、3Dプリンタの出展が大半で驚きました」

略語や流行語を避け、曖昧にまとめず具体的に表現することが重要です。

今週は、こうしたくだけすぎる「話し言葉」を例に挙げ
「書き言葉」への書き換えを紹介します。

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