今週は、間違いやすい言葉・慣用句を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気をつけたい言葉の間違い(2)>
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公算は高い?今週は、間違えたままなんとなく使ってしまいやすい
言葉を取り上げています。「カープが来年、優勝する公算は高い」
上記の文例で、注目してほしいのが
「公算が高い」
という箇所です。「公算」とは、見込みのこと。
ある物事が起こる可能性の度合いを表すときに
使います。はっきり数字には示せない予測のことなので
「公算」は、高い、低いで表すより
大きい、小さいで表す方が
適しています。例)このプロジェクトが成功する公算は大きい(小さい)。
法案が可決される公算はなさそうだ。では、
「公算」に対して「確率」の度合いは
どのように表すのがよいでしょうか?「確率」は、確実さを計算し、数字として表わせる場合に多く使うので
その度合いは、高い、低いで表します。例)彼女が入学試験に合格する確率は極めて高い。
宝くじに当たる確率は低い。「確率」を表すときは
大きい、小さい
強い、弱い
は使いません。
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