今週は、間違いやすい言葉・慣用句を取り上げます。
◆─────────────────────────────────◆
 仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気をつけたい言葉の間違い(2)
◆─────────────────────────────────◆
                          公算は高い?

 今週は、間違えたままなんとなく使ってしまいやすい
 言葉を取り上げています。

 「カープが来年、優勝する公算は高い

 上記の文例で、注目してほしいのが
 「公算が高い」
 という箇所です。

 「公算」とは、見込みのこと。
 ある物事が起こる可能性の度合いを表すときに
 使います。

 はっきり数字には示せない予測のことなので
 「公算」は、高い、低いで表すより
 大きい、小さいで表す方が
 適しています。

  例)このプロジェクトが成功する公算は大きい(小さい)
    法案が可決される公算はなさそうだ。

 では、
 「公算」に対して「確率」の度合いは
 どのように表すのがよいでしょうか?

 「確率」は、確実さを計算し、数字として表わせる場合に多く使うので
 その度合いは、高い、低いで表します。

  例)彼女が入学試験に合格する確率は極めて高い
    宝くじに当たる確率は低い

 「確率」を表すときは
 大きい、小さい
 強い、弱い
 は使いません。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

カミガキのフェイスブック

カミガキのツイッター

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

◆─────────────────────────────────◆
 【しごび】 か ら お 礼
◆─────────────────────────────────◆

 まぐまぐ主催の
 「日本一のメルマガを決める【まぐまぐ大賞2015】」
 当メールマガジンをご推薦くださった
 読者の皆さん、ありがとうございます。

 大賞の発表は、
 12月17日(木)
 とのこと。

 結果は改めて、お知らせしますね。

記事全文を読む