今週は、感謝やお礼の気持ちを伝えるひと言についてです。
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仕 事 ‎の メ ー ル 作 法              < 感謝の伝え方(3)
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                         お歳暮のお礼メール

ちょうど今の時期、
会社間でもお歳暮のやり取りが行われていると思います。

お歳暮を受け取ったときは
はがきや手紙で礼状を送るのが通例ですが

少しでも早くお礼の気持ちを伝えたい、と
メールでお礼をするケースも増えてきました。

こうしたお礼のメールでは
「お歳暮をお送りいただき、ありがとうございます」
という一文が定番ですが

「お歳暮」を
「結構なお品」に替えたり、

「珍しいものを頂戴し」
とお歳暮の中身に触れた言い回しにするだけでも
変化がつけられます。

「お歳暮をお送りいただき」の代わりに
「いつもお心遣いいただき、ありがとうございます」
と、お歳暮に込められた相手の気持ちを汲む
一文にしてもいいですね。

実例のお礼メールを紹介します。

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お歳暮をお送りいただき、ありがとうございました。

珍しいかりんとうで、みんな大喜びでいただきました。
パッケージもおしゃれなので、
これから手みやげにするときに使わせてもらおうと思います。
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送った先はデザイン系の制作会社です。
広島の地酒の酒粕を使ったかりんとうのセットを送ったのですが

味よし、デザインよしの品なので
きっと喜んでもらえるはず、と思っていたら
予想通りの反応で、うれしくなりました。

文面自体は短く用件だけを書いたものですが
「ありがとう」の中身が伝わってきます。

お礼状に書く定番フレーズに
「感想」をプラスすることで
型どおりでない“伝わる”お礼メールになる好例として
参考にしてください。

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