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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 読者からの質問(3)>
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「課長様」
以前、「校長先生」の表記で質問をいただいた方から
続いて次の質問がありました。
<読者からの質問>————————————————
今度は、身内には敬語を使わないということで質問です。
校長ではなく、課長とか係長、班長等の場合も同じになりますか?
職場での電話のやり取りで、「○○課長は不在です」ではダメで、
「課長の○○は不在です」とすべきなのでしょうか?
二重敬語関連では「○○課長様は、いらっしゃいますか」ではなく、
「課長の○○様は、いらっしゃいますか」となるのでしょうか♪
課長に敬称の意味があるのなら、
「○○課長はいらっしゃいますか」でもよろしいのでしょうか?
(読者 S.Sさん)
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敬称の使い方は
社外の相手に対して使う場合と
社内の相手に使う場合とに分けて考える必要があります。
まず、社外の相手に社内の上司の在・不在を伝える場合は
敬称を付けずに対応します。
例)上司の名前が山田課長の場合
山田は出張のため不在です。
次に、社外(客先)の課長の在・不在を尋ねる場合は
敬称を付けて対応します。
例)客先の課長の名前が佐藤の場合
佐藤課長はいらっしゃいますか?
この場合、「課長」が敬称なので
その後にさらに敬称の「様」を付ける必要はありません。
ただ、最近の風潮として
電話やメールでも
「課長様」「部長様」「社長様」といった
呼び方や表記を聞いたり目にしたりすることがあります。
役職だけでは呼び捨てにしているような遠慮や
少しでも丁寧にという思いから
役職に様を付けるのだと思われます。
本来は敬称だけで失礼にはあたらないのですが
「役職+様」の表記が増えつつあるのは事実です。
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