今週は、使い方が気になる敬語を取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 気になる敬語
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「講師をさせてもらいます」

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地元の経済団体からご依頼をいただきましたので、
○○のセミナー講師をさせてもらいます。
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この一文は、
自分が講師をすることを読み手に告知するために
書かれたものです。

「地元の経済団体から依頼があり、セミナー講師をする」
という文意ですが

依頼元の「地元の経済団体」への敬意を
「講師をさせてもらう」と自分のことを低めることで
表しています。

でも、もう少しスッキリ書き換えられないでしょうか。
例えば……

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地元の経済団体からご依頼をいただき、
○○のセミナーで講師を務めます。
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ご依頼をいただきましたので → ご依頼をいただき
講師をさせてもらいます   → 講師を務めます

敬語は、依頼元である地元の経済団体に対してだけ使い … 1行目
講師を引き受ける自分のことには用いない       … 2行目
という書き方に替えてみました。

2行目も「講師を務めさせていただきます」と書いてしまいがちですが、
謙譲語「~いただく」が重複するので避けます。

今週はこのように
気になる敬語について取りあげていきます。

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【しごび】 の お 知 ら せ
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