今週は、気になる表現について解説します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法   < どっちの表現を使う?(3)
◆─────────────────────────────────◆
 「きじゅん」

今週は雑学的に、どちらを使うのか判然としない言葉に注目して
その成り立ちや違いを解説しています。

「基準」と「規準」。

一字の違いですが、意味も微妙に異なります。

文字通り、「基礎」となる「標準」が「基準」。
「規範(手本)」となる「標準」が「規準」です。

ただ、実際には「基準」と「規準」の違いを
はっきりと示しにくいため、
特に必要のある場合を除いては
「基準」が用いられています。

こうした微妙な違いを持つ言葉には
下記の例があります。

○「依嘱(他人に任せて頼む)」
●「委嘱(一定期間、特定の仕事を他の人に任せる)」

○「強剛(意志などが強くて不屈)」
●「強豪(勢いが盛んで強い)」

○「自修(自分で身を修める)」
●「自習(自分で学習・練習する)」

いずれも●の「委嘱」「強豪」「自習」が用いられており
新聞表記でも統一されています。

 
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

鉄道ファンだからできる支援がある!!

☆————————————————-☆
8月20日(土)・21日(日)は
会津鉄道に乗ろう! そして、東北を応援しよう!
———————————————-
【がんばろう東北! 会津鉄道 貸切列車の旅】
☆————————————————-☆

風評被害で観光客が激減している会津地方。
「鉄道ファンができること」それは・・・
鉄道を利用して、周辺地域のお店を利用したり、宿泊すること。

株式会社片上鉄道が鉄道ファンならではの視点で
発案・企画した取り組み
【がんばろう東北! 会津鉄道 貸切列車の旅】

★その動機
★その詳細

駅長猫・コトラもイベントに参加するよ~♪

記事全文を読む

今週は、気になる表現について解説します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法   < どっちの表現を使う?(2)
◆─────────────────────────────────◆
 「さいしょうげん」

今週は雑学的に、どちらを使うのか判然としない言葉に注目して
その成り立ちや違いを解説しています。

「最小限」と「最少限」。

あなたはどちらを使っていますか?

「さいしょうげん」の反対語は「最大限」ですね。
ということは、「大」に呼応する「小」を使う
「最小限」が適切な表記ということになります。

パソコンで入力するときも
「最小限」しか出てきません。

同様に「縮小」と「縮少」も
反対の意味が「拡大」なので
「大」に呼応する「小」ということで
「縮小」を用います。

このように反対の意味を考えると、判断がしやすいというわけです。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら

このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

記事全文を読む

今週は、気になる表現について解説します。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法   < どっちの表現を使う?
◆─────────────────────────────────◆
 「いっしょうけんめい」

今週は雑学的に、どちらを使うのか判然としない言葉に注目して
その成り立ちや違いを解説していきたいと思います。

「一所懸命」と「一生懸命」。

あなたはどちらを使っていますか?

「一所懸命」は、中世に、主として武士が「一カ所の領地を、命にかけて
生活の頼みとする」意味で用いられた語。

それが後に、「命がけで事を行うこと」の意味に転じ「一生懸命」と
書かれるようになったものです。

現在では「一生懸命」の方が一般的で、
新聞表記や教科書でも「一生懸命」が採用されています。

けれど、元の意味を知っている人は、好きな言葉などに
「一所懸命」を挙げるかたもいます。

ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。

メルマガ詳細

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら

「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
 登録はこちらから

このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む
今週は、ビジネス文書→メール文への書きかえについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 ‎Begin の メ ー ル 作 法    < メール仕様に書きかえる(4)
◆─────────────────────────────────◆
                      「以上+ひと言」で結ぶ

ビジネス文をメールに書きかえる際の「書きかえポイント」として
次の3つを挙げました。

1)「拝啓」などから始まる前文は不要
2)「記」で始まり「以上」で終わる「記書き」をメインに
3)「記」はなくてもよく、「以上」にひと言添えて結ぶ

昨日は2)の「記書き」について解説し、

ビジネス文の「記書き」部分をメールに反映するとよいことを
述べました。

ビジネス文書では「記」をセンター合わせにして、必要事項を記述し
最後に「以上」を右端に配して結ぶのが定型のパターンです。

これをメール文にする場合は、「記」は省略してよく、
「○○についてお知らせします」といった前置きの後、
必要事項を挙げていきます。

「記書き」では「記」に呼応して、最後に「以上」が使われているので、
両方をセットで使いますが、
メールで「記」を省くのであれば「以上」で結ぶ必要もない
ということです。

「記」をセンターに、「以上」を右端に配置するのも
メールではあまり意味をなしません。
ずれて見えたり、文字を寄せる手間がムダにかかるためです。

社内向けのメールでは、結びの表現として「以上」を使うのは差し支えない
と思いますが、社外宛てには
「以上です。ご確認のほど、よろしくお願いたします」
「以上、ご確認をお願いいたします」
のように「以上+ひと言」で結ぶようにすると丁寧です。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

日本の高校生を元気にする
「高校生新聞」7・8月号

◎先輩社会人を訪ねて「高校時代に見た写真 建築の道に進む原点に」

中国で活躍する建築家・青山周平さん
の取材記事を神垣が担当しました。

高校生に役立つ情報がいっぱい!
「高校生新聞」のご購読はこちら

検索して、このブログへたどり着いたあなたへ

ビジネスメールを書くときに役立つ
最新の記事が無料で読めます。

平日日刊で無料配信。登録はこちらから
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む

今週は、ビジネス文書→メール文への書きかえについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法   < メール仕様に書きかえる(3)
◆─────────────────────────────────◆
 「記書き」に注目

ビジネス文をメールに書きかえる際の「書きかえポイント」として
次の3つを挙げました。

1)「拝啓」などから始まる前文は不要
2)「記」で始まり「以上」で終わる「記書き」をメインに
3)「記」はなくてもよく、「以上」にひと言添えて結ぶ

1)についてはVOL.1534で解説したので、

今回は
2)「記」で始まり「以上」で終わる「記書き」をメインに
について述べます。

「記書き」とは、「記」で始まり、「以上」で終わる、
ビジネス文書に特有の表記で、

本文とは別に、内容を箇条書きにして簡潔に分かりやすくまとめた書式を
指します。通知などによく使われていますね。

メールでは、極端にいえば
ビジネス文書にある、この「記書き」部分を
簡潔にまとめ直したものと考えてよいでしょう。

「拝啓~」などで始まる儀礼的な前文を省き、
用件のみを伝えることができるのが
メールの利点でもあります。

メール文を作成するときは、「記書き」を書く要領
つまり、箇条書きにして要点をまとめる習慣をつけておくと
短時間で的確に処理できるようになります。

まとめ方のポイントは、5W1Hを基本に
「日時」「場所」「対象」「実施項目」「目的」「方法」
場合によっては「費用」などを順に整理して、表記します。

ビジネス文書をメールに書きかえる時は
この「記書き」部分を中心に構成すると、要点が絞られた内容になります。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お 知 ら せ
◆─────────────────────────────────◆

企業の人事、労務の実務に役立つツールと情報満載のWebマガジン
「ジンジュール」で連載中!

————————————————————-
 【ビジネスパーソン メール術】(7)
————————————————————-
丁寧過ぎても言葉足らずでもNG! 上司への言葉遣いを要チェック
————————————————————-

コピー&ペーストしてすぐに使えるメール文例集はこちら

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む
今週は、ビジネス文書→メール文への書きかえについてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < メール仕様に書きかえる(2)
◆─────────────────────────────────◆
前文は省く

ビジネス文をメールに書きかえる際の留意点として
昨日は「全体の形式」の変更点を紹介しました。

今日は文面の書きかえポイントを挙げてみましょう。

1)「拝啓」などから始まる前文は不要
2)「記」で始まり「以上」で終わる「記書き」をメインに
3)「記」はなくてもよく、「以上」にひと言添えて結ぶ

1)については、すでにご存じのことと思います。
ビジネス文書の書き出しにある
「拝啓 盛夏の候 貴社ますますご隆盛のことと・・・」のような
前置きの文はメールには不要。
いきなり要件から入って構いません。

代わりに、宛先と差出人名を忘れずに明記しましょう。

社内メールの場合、「総務部の佐藤です」のように始め、用件に入りますが
社外メールの場合は、次のような簡単なあいさつ文を添えるとよいでしょう。

・いつもお世話になっております。
・お忙しいところ、失礼いたします。
・この度はご連絡をいただき、ありがとうございます。
・先日はありがとうございました(または 失礼いたしました)。
・ご無沙汰しております。

上記のようなあいさつ文が、宛名の後ににひとことあると
感じが良いものです。

ポイント2)3)の「記書き」については、次のVOL.1535で詳しく述べることにします。

2005年創刊! ビジネスメールを書くときに役立つ無料メールマガジン配信中!
【 仕事美人のメール作法 】

「まぐまぐ大賞 2016」キャリアアップ部門で
【仕事美人のメール作法】が2位に入賞しました!

新しい発想やひらめきがスパーク! 4月7日(金)【ビジネスパーソンのための快画塾】開講

オンラインでできるビジネスメールの研修【 仕事美人のメール研修 】

2015年に編集協力した単行本「一目置かれる大和言葉の言いまわし」が文庫化

iPhone/iPad向けアプリ【 ビジネスメール文例辞典 】

THEプロフェッショナル広島

取材、ライティング、編集のお問い合わせは・・・
神垣あゆみ企画室

記事全文を読む