今週は、言い方で変わる印象について触れてみましょう。

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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法         < 言い方の問題(3)
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                          肯定のタイミング

 ▼ 否定の後の肯定
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 あげて落とすか、落としてあげるか。

 先に肯定して後で否定するよりも、先に否定して後で肯定するほうが、言
 われたほうはうれしいものです。

 たとえば

  Aさんの仕事は早くて確実だけど、料金が高いですね。
     ↓
  Aさんの仕事は少し高いですが、早くて確実ですよ。

  このサイト、よくできているけど、色使いが今ひとつですね。
     ↓
  このサイト、色使いをもう少し考えれば、もっと完成度があがりますね。

 ▼ 言われたほうは忘れない
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 せっかく評価されたり誉められても、そのあと「でも」と批判や反論され
 るとがっかり。

 そういう経験があるので、一緒に仕事する相手にはそうならないよう気を
 使います。ミスの指摘や修正の指示の場合、できあがりに対する全体像を
 評価し、そのあと、「ここを直してもらえば、もっと良くなります」とい
 う言い方を心がけています。

 言ったほうは忘れていても、言われたほうは忘れないもの。

 仕事を受けるときに言われて嫌だったことは、自分が仕事を頼むときには
 言わない。小さなことですが、それが私の中でのルールです。メールに限
 らず、通常の会話においても、相手に負の印象を与える発言は慎重に。

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