今週は、漢字と平仮名の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 漢字か平仮名か >
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漢字の割合
読者のかたから次のようなメールをいただきました。
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いま、メール書いてて急に思いつきました。
「文章に使う漢字」についてです。
メルマガなどは、中学生でもわかるぐらいの文章
(含まれる漢字の難易度です)で書くのが基本とか、
なにかで読みました。
今は、簡単に難しい漢字に変換できるせいか
取引先の方で、メールをやたら漢字に変換してくる方がいらっしゃいます
(中国語か!!っていうぐらい)。
でも、平仮名ばかりだと幼稚な感じがして
ビジネスメールには不向きとも思います。
神垣さんはビジネスメールとメルマガでは使い方を変えてますか?
(読者 大阪のKさん)
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大阪のKさん、いつもお便り、ありがとうございます。
私の場合は、当メルマガでもビジネスメールでも、漢字を使う割合はほぼ
同じくらいだと思います。
ですが、仕事でメルマガを書く場合は、対象とする読者により漢字を使う
割合を意識的に変えています。
例えば、主婦層を対象とした食品関係のメルマガの場合は、表現自体を口
語調にし、堅苦しい言い回しや漢字表記もなるべく控えます。「ねぇねぇ
ちょっと聞いて!」という感じの親しみやすいイメージを醸成するためで
す。
一方、技術者向けの製品やサービスを紹介するメルマガでは、業界用語や
専門用語を多く使うので、漢字を使う割合も高くなります。同じ一文でも
「~することができます」よりも「~が可能」「~に対応」という表現を
使うことが多いです。
ビジネスメールの場合は、相手が男性・女性に限らず、当メルマガを書く
感覚に近いですね。。漢字を使う割合はやや多いかもしれません。私自身
がどちらかというと漢字を使いたいほうなので…。
当メルマガで意識しているのは「読者のかた」という表記です。
「読者の方」ではなく「読者のかた」と意識して書くようにしています。
どちらが正しいということではなく、「読者の方から」と表記したときに
「読者のほうから」なのか「読者のかたから」なのか、混同しやすいと感
じたからです。
今週は、このように漢字や平仮名の使い分けについてとりあげてみたいと
思います。