今週は、漢字と平仮名の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                            < 漢字か平仮名か(3)
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                                                                                            漢字書きしやすい動詞

習慣でつい使ってしまったり、文字の入力変換をそのまま流用し、漢字書
きしてしまう言葉があります。多く見られるのが動詞です。例えば…

~(して)頂く、下さい、出来る

「いただく」や「ください」は、動詞を補う形で使う場合は平仮名書きと
し、そのものが意味を持って使われる場合は漢字書きになります。

▼「いただく」の場合
「お持ちいただく」「お誘いいただきまして」のように補助動詞として
使う場合は平仮名。
▼「頂く」の場合
「賞状を頂く」のように、ものをもらう、頂戴する意味で使う場合は
「頂く」と漢字書きになります。
「山の頂を目指す」と頂上や頂点を指すときも同様です。

▼「ください」の場合
「ご確認ください」「お申し込みください」のように補助動詞として
使う場合は平仮名。
▼「下さい」の場合
「お時間を下さい」「休暇を下さい」のように、得る、もらうを意味
する場合は漢字書きです。

「できる」は、
「建物ができる」「できる限り」「話ができる」「判断できる」など、
動詞や副詞として使うときは平仮名書き。

「出来事」「出来高」「出来不出来」のように状態を表す場合は、漢字
で「出来」と書きます。

上記の言葉は混同して表記されていることが多いです。基準を知っておく
と使い分けしやすいと思います。

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