今週は、説得力のある文章について考察します。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 説得力のある文章(5)>
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読みやすさ
説得力のある文章を書くには、表現、文章の構成、書き方も大事ですが、
見た目の読みやすさにも気を配りたいもの。読む側が把握しやすい書き方、
書面を工夫することも大切です。
改行なしでびっしり書かれたメール、逆に一行ずつあけて書かれたメール、
いずれも読みづらいです。
文章の区切りごとに改行し、二~三行ごと、あるいは文章のまとまりごと
に一行あけて次の文章が書かれていると読みやすくなります。
長文のメールになる場合は、見出しをつけたり、最初に要点を箇条書きに
して、詳細を後述すると混乱がなく、読む側も疲れません。
込み入った内容はワードなどのファイルを添付し、概要や留意点だけメー
ルで伝えるという方法も分かりやすいです。
▼ 適切な文字量とは?
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メールの場合は、スクロールせずに読みきれる文字量が一つの目安と考え
ます。
文字量にしても内容にしても、最初からきっちり文章をまとめようと思わ
ず、まずは伝えたいことの優先順位を決め、ざっと文章にしてみます。
次に、読み返して無駄な部分を削って文章を整える習慣をつけると、次第
に適切な文字量でまとめられるようになります。
メールを書くたびに上記のことを意識するだけでも文章は上達していきま
す。日々の積み重ねはあなどれません。