今週は、「私ならこう書く」というメールの実例をご紹介。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 書き換える技術(4) >
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依頼のメール
<文例>
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ご紹介いただける場合、下記の紹介文を使っていただければ幸いです。
相互紹介をしていただける場合は、
ぜひ貴メルマガの紹介文をお送りください。
長さはメルマガ名やURL込みで5~15行程度でお願いします!
もし、貴メールマガジンで、
発行者様ご自身がご自身の言葉で紹介してくださるのなら、
さらに嬉しいです。
その場合は、弊社メルマガでも、
同様に弊社担当者の言葉で紹介をさせていただきます。
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よくあるメールマガジンの相互紹介の依頼メールの一部です。
こうした内容は、相手から相互紹介の了承をまず得てから
送る内容だと思うのですが…。
上記のメールを読んで、私が苦手だなと思うのは
「ご紹介いただける場合」
「相互紹介をしていただける場合は」
「もし、~紹介してくださるのなら」
と、こちらの意向はお構いなしに
こと細かにお願い事を指定している点です。
セールスの電話でもときどきありますが
こちらが黙っていれば
一方的に自分の“都合”で話し続けているパターンと
同じです。
依頼のメールを書いた当人は
気を利かせたつもり、
あるいは先読みして初回のメールで決めたいという気持ちの
表れなのでしょうが
受け取る側はげんなりします。
やり取りの回数を最小限にするための書き方は
一見、合理的ですが、
押しつけがましさを感じるのも事実。
特に、メールで相手にお願い事をする場合は
相手の意向を尋ね、確認しながら話を進めていく
“ゆとり”が必要ではないでしょうか。