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今週は、尊敬語と謙譲語の使い分けについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法           < 間違いやすい敬語(4)
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                      「どちらにいたしますか」

二つある選択肢のうち相手にどちらかを選んでもらうとき
使ってしまいがちなのが
「AとBどちらにいたしますか」。

「どちらにいたしますか」の「いたします」は謙譲語なので
自分が選択をする場合は
「Aにいたします」で間違いありませんが
相手の動作に「いたします」を付けるのは不適切です。

この場合は、尊敬語「なさいますか」を使い
「AとBどちらになさいますか」
とします。

尊敬の「なさる」はほかにも下記のような使い方があります。

「課長から直接お話しなさるとのことです」
「ご提案なさってもよいのではないでしょうか」
「ご無理なさいませんように」

上記を謙譲語に書き換えると次のようになります。

「課長には私からお話し(いた)します」
「ご提案してもよろしいですか」
「それほど無理(なこと)はしておりません」

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