今週は、返答に困るメールについてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 困るメール >
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メールに表れる姿勢
このメールマガジンの配信を始めて4年が経ちました。
2005年の創刊以来、年々感じることは
読者からのメールの質が向上している点です。
創刊後1年くらいは、どのように返答していいものか
困る内容のメールもあったのですが
年々、内容・質ともにレベルが上がっていて
私がお手本にさせてもらいたい、と思うメールが増えています。
仕事でメールを使うことが多い人ほど
言葉遣いや文章の組み立てに気を遣っているケースが多く
読者からのメールの変遷を見ただけでも
洗練されてきていることを実感します。
自分のメールの書き方は
「これでいいのだろうか」「間違ってはいないだろうか」と
常に気にかけている人ほど
結果的に配慮のあるメールを書いている人が多いと感じます。
不思議なもので、そういうかたほど
質問にしても感想にしても
文面も謙虚で、直すところなどないのに
「大丈夫でしょうか?」と尋ねてこられることが多いのです。
日ごろ、メールのやり取りに気を配っている人ほど
「より良い書き方」を意識していて、
自分のメールの文章がこれでいいのか
確認したいという気持ちが強いのかもしれません。
一方で、自信満々、あるいは会ったこともないのに
いきなりフレンドリーなメールが送られてきて困惑することも
回数は減りましたが未だにあります。
今週は、そんな対応に困るメールについて
取り上げていきたいと思います。