今週は、メールの見た目についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < メールのレイアウト(2)>
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段落のとり方
通常、文章を書くときは、段落ごとに最初の書き出しは
一字下げて書いていきます。
しかし、メールの場合は、行頭を一字下げるより、
詰め打ちにして、段落と段落の間を1行空けて書き進める方が、
見た目は読みやすくなります。
これは、Wordとメールで文章を比べてみると分りやすいのですが、
両者では行間の間隔が異なるからです。
Wordの文書は書籍などの印刷物同様、行間に一定の間隔が空いていますが、
メールの場合は行間がほとんどありません。
ですから、メールの場合は
段落と段落の間を空ける方が、目に圧迫感がなく読みやすいのです。
さらに、2~3行を1段落として書き進めると、
より見やすいメールになります。
1段落が5~6行になると、段落分けしても読みにくい印象を持ちます。
逆に、1行ごとに行間をとると、メール全体が冗長な感じになり
私はあまり好きではありません。
▼ 「行間」の違いを意識する
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ただ、これだけメールが浸透してくると、
メール用の文章の書き方に慣れてしまい、
通常の文書を作成するときにも、無用に段落間を空けたものを
見かけるようになりました。
一般文書でメール流の段落のとり方をすると、
見た目がパラパラして読みづらくなります。
一般文書とメールの「行間」の違いをまず理解し、
それに合わせた適切な段落のとり方をすると、
読みやすくなることを覚えておきましょう。
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【しごび】 の お す す め
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