今週は、メールの見た目についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法  < メールのレイアウト(2)
◆─────────────────────────────────◆
段落のとり方

通常、文章を書くときは、段落ごとに最初の書き出しは
一字下げて書いていきます。

しかし、メールの場合は、行頭を一字下げるより、
詰め打ちにして、段落と段落の間を1行空けて書き進める方が、
見た目は読みやすくなります。

これは、Wordとメールで文章を比べてみると分りやすいのですが、
両者では行間の間隔が異なるからです。

Wordの文書は書籍などの印刷物同様、行間に一定の間隔が空いていますが、
メールの場合は行間がほとんどありません。

ですから、メールの場合は
段落と段落の間を空ける方が、目に圧迫感がなく読みやすいのです。

さらに、2~3行を1段落として書き進めると、
より見やすいメールになります。
1段落が5~6行になると、段落分けしても読みにくい印象を持ちます。

逆に、1行ごとに行間をとると、メール全体が冗長な感じになり
私はあまり好きではありません。

▼ 「行間」の違いを意識する
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ただ、これだけメールが浸透してくると、
メール用の文章の書き方に慣れてしまい、
通常の文書を作成するときにも、無用に段落間を空けたものを
見かけるようになりました。

一般文書でメール流の段落のとり方をすると、
見た目がパラパラして読みづらくなります。

一般文書とメールの「行間」の違いをまず理解し、
それに合わせた適切な段落のとり方をすると、
読みやすくなることを覚えておきましょう。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

今夜、19時30分から放送の
NHK「クローズアップ現代」必見!

「人に優しい企業の挑戦 ~もの作り復活の条件~」
豊橋市の樹研工業が紹介されます。
私が尊敬する松浦元男社長の会社です。

詳しくはこちら

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】
記事全文を読む