今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法  < 読者からの質問 >
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                       「標記」か「表題」か

間違えやすい同音異義語について紹介した
VOL.1038 「標記」と「表記」について

下記の質問をいただきました。

<読者からの質問>—————————————–

 1点お伺いしたいことがあります。
 標記=表題 ということなので、メールでの件名をさす場合は、
 どちらでもよいということでしょうか。
 私は標記の方を使用しています。
                     (読者 Y.Tさん)
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確かに、標記は「表題」を意味するのですが
メールの本文で、件名(に書かれた言葉)を指す場合
「標記の件ですが…」「さて、標記について…」のように
「標記」を使うのが一般的なようです。
FAXの送信状では「標記」をよく目にします。

ただ、「表題の件ですが…」としても間違いではありません。

<追記>
 ビジネスメールのやりとりで
 メールの本文で件名を指す際に
「標記」と「表題」のどちらが多く使われているかは
 確認しようがないのですが、
 結論としては、どちらを使ってもよい
 と思います。

 ただ、字が違うと意味が異なってくるので
 書き間違えないように注意しましょう。

 整理すると下記のようになります。

 〇 標記  × 表記
 × 標題  〇 表題

「標記の件ですが」
「表題の件ですが」

 といった具合に使います。

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