今週は、モチベーションを上げる言葉について考察します。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法   < 上げるひと言、下げるひと言
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                             「期待」

 人から言われて、うれしい言葉とそうでない言葉があります。

 ものは言いようで、ちょっとしたひと言が
 人のやる気を引き出すこともあれば、落ち込ませてしまうこともあります。

 会話であれば、「あ、しまった」と思った瞬間、
 言い換えたり、フォローすることもできますが
 メールの場合は、そのひと言が致命傷になることも…。

 今週は、相手のモチベーションを上げるひと言、下げるひと言を
 対比させて紹介してみたいと思います。

 < 上げるひと言 >
  ・期待しています。
  ・頼りにしています。

 例)「次回も良い企画をお願いします。期待しています」
   「期待通りの成果があり、大変喜んでいます」

 「期待」という言葉は、人の意欲をかき立てます。
 相手に望みをかけるときに使いますが、
 良い成果が得られた場合にも「期待通り」という言葉が使えます。

 例)「○○さんのこと頼りにしていますので、
    今回のプロジェクトもよろしくお願いします。

 ここでの「頼りにする」は、依存するということではなく、
 頼もしく思っていることを伝える表現です。
 「頼りに思っています」という表現もあります。

 < 下げるひと言 >
  ・適当にやっといて。
  ・頼りない。

 例)「何でもいいので、適当にやっといてください」

 「適当にやっといて」に類似する言葉としては
 「どうでもいいので」「なんでもいいので」「とりあえず」などが
 挙げられます。その場しのぎの感がぬぐえない表現です。

 例)「○○さんでは頼りないので、誰かほかに付けてもらえますか」

 自分が言われてもショックな言葉ですが、
 人のことを言うときも避けたい表現が「頼りない」です。

 うっかり使っていませんか?

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