今週は、表現を豊かにする語彙の増やし方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 語彙を増やす(4)>
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辞書をひく
今週は「言葉を知る」という観点から、
語彙を増やす方法について考えていきたいと思います。
意味がわからない、読みがわからない、漢字やスペルがわからない…
そんなとき、言葉を知る基本となる行為が、辞書をひくことです。
でも、実際は辞書で調べることをしない人が多いように感じます。
理由は、おそらく面倒だから。
インターネットで、これだけ手軽に辞書をひくことが
できるようになっても
いちいち調べるのが億劫で
人に聞いたり、あいまいなまま使ってしまう。
辞書をひかなくてもどうにか済んでしまうので、ひかない。
という繰り返しなのかもしれません。
ですが
一つの言葉を、国語辞典、類語辞典、英和辞書など、
複数の辞書で一度に調べられるのはインターネットのおかげ。
キーボードを打ちさえすれば調べられるのだから
これを使わない手はないと思います。
※辞書にもこんな便利なものがあります。
・辞書、事典、用語解説などを検索できる無料サービス
「kotobank」
▼ すぐ調べる習慣と環境を整える
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何でもそうですが、
日常的に辞書をひく癖をつけておけば、苦になりません。
それと、すぐひけるように辞書を手元に置いておくことも大事。
本棚から出すより、パソコンの横に置いておいて
すぐ取り出せるようにしておくだけでも
辞書をひく頻度は高まります。
辞書ではありませんが、私は
「朝日新聞の用語の手引」と「記者ハンドブック」の2冊をセットにして
仕事場と自宅にそれぞれ置いています。
持ち歩く手間を省くためです。
学生のころまでは、辞書で言葉を調べるたびに、記憶できていましたが
年齢を重ねるほど、調べたあとから忘れていくことも少なくありません。
忘れたら、またひけばいいのです。
大切なのは自分で調べる習慣をつけることです。
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