今週は、気をつけたい表記の仕方についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 表記の使い分け(3)
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                         補助的な言葉の表記

文章の中には、中心となる言葉と、それを補助する言葉があります。

多くの場合、名詞や動詞が中心となる言葉になるのに対し
接続詞や助動詞などは、名詞や動詞を補う役割を担います。

ですから、このような補助的な役割を果たす言葉は
漢字表記にするより、ひらがな表記にする方が
読みやすくなります。例えば…

接続詞の
ただし  なお  かつ   また
(但し  尚   且つ   又)

助詞の
など  まで  ほど  くらい
(等  迄   程   位)

助動詞の
~ように  ~できる  ~ない  ~である
(~様に  ~出来る  ~無い  ~で有る)

上記の例で、下段にカッコ書きで挙げたのが漢字表記ですが
これらの補助的な言葉を漢字表記すると、
威厳は出ますが、読みづらくなるのも事実。

漢字には、瞬時に意味を伝える特性があるので
助詞、助動詞などの補足的な言葉にまで
“意味”を持たせると、堅苦しく威圧感のある文面になりがちです。

特にメールの場合は
行と行の間が詰まっているので
文中の漢字の密度が増えるほど、圧迫感が強くなります。

これらの補助的な言葉は
文字を入力する際、自動的に漢字変換されて
出てきてしまうことも多いので、注意が必要です。

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