今週は、うっかり間違えやすい表現について取り上げます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 間違えやすい表現 >
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「新しい新天地」?
さっと読み流してしまうけれど、意味を考えると「あれ?」と感じる表現
があります。例えば…
「新しい新天地を求めて」
これは「新しい」と「新天地」の意味が重なるため
「新天地を求めて」としてよい文です。
同様の間違いとしては
「提出が必ず必要です」
↓
「必ず」と「必要」の意味が重複
(書き換え例)
「提出が必要です」
「提出を必ずお願いします」
「○○の件で伝言をお伝えください」
↓
「伝言」と「伝える」の意味の重複
(書き換え例)
「○○の件で伝言をお願いします」
「○○の件をお伝えください」
「水の節水に努める」
↓
「節水」に「水を節約する」意が込められている
(書き換え例)
「節水に努める」
「水の節約に努める」
このようにうっかり見逃してしまう、間違えやすい表現を今週は取り上げ
ていきたいと思います。