今週は、入力するとき間違いやすい同音異義語についてです。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 言葉の使い分け(2)
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                         「最後」と「最期」

読みは同じでも、意味が異なる言葉があります(同音異義語)。

文字を入力するとき、
迷ったり間違って使ったりすることを避けるためにも
意味の違いを知っておきましょう。

「成年後見制度」に関する小冊子を制作したときに
気づいた言葉の違いがあります。

成年後見制度とは

「最後」と「最期」。

「最後」が順番の一番あと、おしまいという意味であるのに対し
「最期」は死に際を意味します。

最後 … 最後のチャンス 最後を飾る
最期 … 最期をみとる  最期の地

成年後見制度を解説する冊子では
死に際に関連する記述があるため
「最期」という言葉に統一して使用しました。

このほかに、タイミングを表す言葉に
「時期」と「時機」という言葉があります

この2つの言葉の違いは
「時期」はときを示すのに対し
「時機」は機会、しおどきを示します。

時期 … 時期尚早 重大な時期
時機 … 時機到来 時機を見て

ほかには「時季」という言葉も。
文字通り、季節を示す言葉で
「行楽の時季」「時季ものの野菜」
のように使います。


 
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