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今週は、注意したい敬語表現についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 気になる敬語 >
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「いただく」
確かに敬語を使っているのだけれど
結果的に、おかしな文章になっていることがあります。
例えば、「いただく」の使い方。
芸能人のブログコメントで見かけた例を挙げてみましょう。
「○○さんと親しくさせていただくこととなりました」
この場合、○○さんと親しくすることに
相手の許可や同意を得る必要はないと思うのですが…。
「○○さんと(親しく)お付き合いしています」
「○○さんと親しくなりました」
と言い切った方が、このかたの好感度はもっと上がったのでは?
と余計な心配をしてしまった次第。
もうひとつ、芸能人ブログで見つけたのが
下記のコメントです。
「何だかお話が具体化してきてしまっているので、
説明を足させて頂きますと・・・」
この「説明を足させて頂きますと」は
「説明を補足いたしますと」
の方が文章として自然ではないでしょうか。
また、補助動詞として「いただく」を使う場合は
上記のように漢字にするより、ひらがなで表記したいところです。
せっかく敬語を使っても
その使い方がちぐはぐだったり、的を射ていないと
“残念な”文章になってしまいます。
今週は、こうした気になる敬語の使い方
について取り上げていきたいと思います。
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「日経ビジネスアソシエ」2010年6月15日号
特集・最新ビジネス作法
22-23ページに、メールマナーについて
取材を受けた記事が掲載されています。
ぜひ、ご一読ください!