今週は、否定→肯定表現への変換についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 否定より肯定(3)>
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同情より行動
今週は、よく使ってしまいがちな否定表現を
肯定的に書きかえてみましょう。
「大丈夫ですか?」
「不安ではないですか?」
「ひょっとして病気ではないですか?」
といった一文。
相手を気遣ってのひと言ですが
相手にとっては、余計なお世話
ということもあります。
特に、よく確認もせず
自分の勝手な思い込みや判断で
先回りして気を遣われるのは
時に鬱陶しくもあります。
このようなときは
あれこれ詮索して
相手に抱く不安をそのままストレートに伝えるより
「心配しています」
のひと言で十分ではないでしょうか。
その後で
「明日から手が空くので手伝いますよ」
「一人で抱えず、私にも仕事を振ってください」
「無理せず、遠慮なくご指示ください」
といった、相手をフォローするための
具体的な対応策を
伝えることができたらいいですね。
相手を手助けする場合
「手伝いましょうか」より
「手伝います」
の方がうれしいと思うのです。