今週は、読者の方からの質問に答えます。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問(2)
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「お知らせ」と「ご連絡」の使い分け

<読者からの質問>————————————————

「お知らせ」と「ご連絡」の使い分け方がわかりません。
どのように使い分けするのでしょうか。
(読者 匿名希望さん)
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「お知らせ」「ご連絡」の元の意味は
「知らせ」「連絡」です。

辞書で意味を調べると
・知らせ=通知
ある事柄を相手に知らせるときに使う、もっとも一般的な語

・連絡=情報が相手に伝わってつながること

という若干の意味の違いがあります。

接頭辞「お」を付けた「お知らせ」は、
さまざまな情報を広く伝えるときに使われることが多くあります。
例)・広報紙などにある「お知らせコーナー」
・ラジオ・テレビの放送でスポンサーからのコマーシャルを
「○○からのお知らせ」と言う場合 など

例えば
「定期購読 終了のお知らせ」は
売る側が定期購読を希望する客に対して
サービスの終了を広く知らせるときに使います。
※自社のWebサイトでの告知する場合

販売者 → 複数の客

一方、定期購読サービスの終了を
売る側が一人ひとりの客に対して個別に伝える場合は
「定期購読 終了のご連絡」
とします。
※客にメールで連絡するときの件名

販売者 → 個々の客

客側が「定期購読を解約したい」という情報を
売る側に伝える場合は
「定期購読 解約のご連絡」
※客がメールで連絡するときの件名

客 → 販売者

このように
1対1で用件を伝えるようなときは「ご連絡」、
複数の人に告知する場合は「お知らせ」
と使い分けができるのではないでしょうか。

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今週は、読者の方からの質問に答えます。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からの質問
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                   敬称の「様」と「殿」の使い分け

<読者からの質問>————————————————

メールのやり取りで
相手側が「様」と「殿」の使い分けに
理解がない場合、苦慮してます。
社内の親しい相手へは、教えてますが、
社外の相手だとそうもいきません。
                  (読者 Hさん)
——————————————————————

敬称の「様」と「殿」の使い分けについては
同様の質問をいただくことが多く
過去に何度か取り上げています。

送信する側が「様」と「殿」を使い分けて送信しても
相手がそれを知らない場合、
配慮が伝わらず、逆に非礼と誤解されてしまうのは
残念なことです。

そのような誤解を避けるために
「殿」の使用を控え
敬称として一般的な「様」を使う方が
得策なのかもしれません。

 
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