2022年4月7日の配信で
【 仕事のメール心得帖 】(無料版)は
4000号を迎えました。

2005年1月10日の創刊から17年が経過。
思えば遠くへ来たものです。

40歳になる直前に創刊し
読者もほぼわたしと同世代。
長くご愛読いただいている読者の皆さまとは
共に年齢を重ねてきた感覚があります。

17年が経過して、
今では職場で人に聞かれる立場、
教える立場になっているかたも
多いことでしょう。

でも、わたし自身がそうであるように
言葉やその使い方は
時代とともに変化し、
自分自身の記憶や知識を更新していく
必要があります。

新しい言葉、新しい解釈、
新しい使い方が生まれていくのは自然なことと
捉えていますが、

本来の意味は? 
それがどう変わったか? 
どのように理解し、使うのが適切か?
と言葉に向き合い、
自分自身を更新しつつ、
配慮のある言葉遣いをテーマに
メールマガジンを通じて発信していきます。

これからも【 仕事のメール心得帖 】を
どうぞ、よろしくお願いいたします。
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』

その他の著書はこちら
このブログの記事を書いています。
【神垣あゆみ企画室】

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「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版
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「絵なんて描けない」「絵が下手」は思い込みに過ぎません。  
苦手意識を取り払って、無心に「描く」気持ちよさ  
体験しに来てください

<これから開催するワークショップ>
 ▼広島クラス  8月28日(日) 14:30~16:00
 

<これまで開催したワークショップ>
▼広島クラス  
2020年12月6日(日) 13:00~16:00
 参加者の感想はこちら

▼福山クラス  
2020年7月4日(土) 13:00~16:00
参加者の感想はこちら

 ▼岡山クラス 
 2020年2月23日(日) 13:00~16:00  
  参加者の感想はこちら 

 ▼神戸クラス 
 2020年3月8日(日)13:30~16:30 
 参加者の感想はこちら 

 

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 このたび、まぐまぐから有料メールマガジンを創刊する運びとなりました。

 タイトルは【 仕事のメール心得帖 】です。
 
 対象とする読者は、
 「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰にも教えてもらえない」
 という若手ビジネスパーソン。

 現在、就活真っ只中のうちの娘たちを見ていても、
 SNSによるコミュニケーショには長けていても、
 パソコンを使ってやり取りするメールについては
 大学や短大で教わっていないし、基本的なことも知りません。

 就活のエントリーをするときとか、その後 の採用担当者とのメール対応で
 何度「これでいいか確認して」とチェックさせられたことか。

 いわゆる“デジタルネイティブ”世代はSNSを使い、
 見知った人たちと会話するようにコミュニケーションをとるのは
 無意識にできるくらい達者ですが、

 会社という組織の中で、そのルールにのっとり
 社外の相手とパソコンのメールでやり取りするのに不慣れ。
 対応の仕方が分からず、苦手意識を持っている方
 多いのではないでしょうか。

 かといって、教える側の上司や先輩も自分の業務に忙しく、
 そんな時間もないし労力もかけられない、という状況だったりします。

 メール対応の研修やセミナーでも
 20代~30代前半の参加者から共通して挙がるのは
 「基本的なことを知らないので不安」
 「正解が何か分からない」
 という声です。

 2009年に刊行した
 「考えすぎて書けない人のための1分間メール術」
 がロングランで売れているのは、まさに
「考えすぎて時間ばかりかかるので、早く対応できるように、
 すぐ使える文例が知りたい」という若い世代のニーズがあるからです。

 早い話、神垣の著書を買って読んでもらうのが一番良いのですが、
 「本をいちいち読んでられない」
 「本じゃ、文例をコピペできないし……」
 という声も。

 そこで、
 ・毎週1回確実にメールで届き、
 ・必要に応じて文例をコピー&ペーストして使える
 ・読み続けると、誰に教わらなくても「基本的なメール対応」ができる
 メールマガジンで「仕事のメールの基本」をお伝えしようというものです。

 有料メールマガジン【 仕事のメール心得帖 】は
 毎週1回 金曜日 月4~5回の配信。
 週替りで下記のメニューでお伝えします。

 1週目:基本のメール作法
 2週目:メールの敬語
 3週目:間違えやすい言葉
 4週目:メールに関するQ&A
 5週目:ワンランク上の言い回し

 【しごび】を読み慣れた方には、嫌になるくらい「特濃」級の文字量です。

 だけど、その分、1回の配信でワンテーマがしっかり頭に入ります。

 月 540円(税込)ですが、
 継続して読まなくても、バックナンバーの内容で興味のあるものだけ
 購読してもよいと思います。
 ※バックナンバーはこちら

 登録した最初の月は「無料」です。
 
 「メール対応の基本が分からずさまよっている」方はぜひ、購読を。
 毎週金曜日 12時30分に配信します。

 ▼【 仕事のメール心得帖 】の登録はこちら
 
 メール対応に悩む部下や後輩の方々にも、ぜひともご紹介ください。

 同じタイトルで、毎週月曜~金曜日配信の無料メールマガジンの
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神垣 あゆみ

フォローすると、最新刊やおすすめ作品の情報を入手できます。 1966年生まれ。広島県呉市出身。尾道短期大学(現・尾道大学)国文科 卒。編集者・ライター。2005年、平日日刊の無料メールマガジンを創刊。現在も約7000人の読者に、日々の仕事のやりとりを気持ち良く、円滑に進めるために必要な「書いて伝える」技術やコツ、考え方を紹介している。 …

【 仕事のメール心得帖 】(無料版)は2020年3月9日の配信で 3500号を迎えました 。創刊は2005年1月10日。 ご愛読いただいている読者の皆様に心から感謝 いたします。
メールマガジンの内容をもとに、上記の著書8冊をこれまでに刊行しています。

ビジネスメールを書くときのコツを7000人以上が愛読。
2005年から配信してい る無料メールマガジン
【仕事のメール心得帖】登録はこちらから

【仕事のメール心得帳(旧タイトル「仕事美人のメール作法)】は、
私自身が日々、メールのやりとりで
気づいたこと、失敗して反省したこと、改善したことなどをもとに
構成し、書いています。

私が書いていることは「絶対的なメールのルール」ではなく
メールを書く際の一つの考え方、ヒントとして
あなたの仕事のメールのやりとりで活用してもらえたら
という気持ちで書いています。


「なるほどね~。じゃ、自分はこうしてみよう!」と
当メールマガジンを読んで、自分なりのメールのルール、メール作法を
つくっていってもらうことが私の一番の喜びであり、願いです。

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「4月3日以降、メルマガが届いていない」
という連絡が読者のかたからありました。

すぐに確認したところ
まぐまぐから Microsoft系のドメイン宛のメールマガジンが届きにくい状況が発生
しているようです。

▼詳しくはこちら
2024/04/03 無料メルマガが届きにくい現象についてのお知らせ

対策として
わたしがおすすめしているのは
まぐまぐの公式アプリ「まぐまぐリーダー」への登録です。

スマホやタブレットからメルマガを読むことになりますが
こちらは配信が止まることは、これまでありません。
わたしも確認用に登録していますし、実家の母にも勧めました。

メールマガジン【仕事のメール心得帖】(無料版)は、
基本的に毎週、月曜~金曜の5日間、午前9時30分の配信で、
長期に配信を休むことはありません。

もし、何日もメルマガが届いてないということがあれば、
まぐまぐの「マイページ」から再送が可能ですので、トライしてみてください。
▼方法はこちら

場合によっては
まぐまぐ側のドメインの受信設定を変更が必要な場合もあります。
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ちなみに、メルマガ本文のみでしたら
このブログからお読みになれます。
記事検索もできます。

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同じ読みで表記が異なる言葉を取り上げます。
◆────────────────────────────◆
 間 違 え や す い 言 葉       < 「解答」と「回答」 >
◆────────────────────────────◆

「解答」と「回答」の使い分け
できていますか?

「どちらだっけ?」と
使い方を迷いやすい言葉の意味の違について取り上げます。

「解答」は、問題や疑問を解いて答えることを意味します。

 例)試験問題に解答する
   テストの解答用紙
   模範解答

「回答」は、質問や照会、要求に対する返事のこと。

 例)質問に回答する
   会社からの正式回答を待つ
   世論調査の回答率

「解答」と「回答」の違いは
正解があるか否か。

「解答」という字には、

「解く」という字が使われていることからも分かるように 

正解があるのが「解答」。

正解があるわけではなく、
相手の質問や要求に返答するのが「回答」です。

では、大喜利の「かいとう」は
「解答」と「回答」のどちらでしょうか。

大喜利は、お題に対する「正解」はなく、
いかに面白い答えをするかを比べること。
したがって、「大喜利の回答」となります。

人によって答えが違うという点で、
アンケートも「回答」を使いますね。

「テストの解答例に対する質問に回答します」

という一文も
「解答」と「回答」の違いを知っていれば、使い分けることができます。

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読みは同じでも意味が異なる言葉があります
(同音異義語)。

先週取り上げた「張る」と「貼る」に関連して
今回は「添付」と「貼付」の違いについてです。

「添付」と「貼付」の使い分け
できていますか?

「添付」は、文字通り、付け添えること。

例)添付ファイル、領収書を添付する

一方、「貼付」は、
のりなどで貼り付けることを指します。

例)封筒に切手を貼付する、写真貼付欄

「貼付」の本来の読みは「ちょうふ」で、
その慣用読みが「てんぷ」です。

「貼付」を「ちょうふ」と読み、
「添付」と区別している人も
いるかもしれません。

「添付」と「貼付」を調べていて
こんな一文を見つけました。

「領収書等はA4用紙にコピーまたは貼付して
添付してください」

この文では、
領収書等をA4用紙にコピーするか、
のりで貼り付けてから、
書類に付け添えてください
という意味でしょう。

「貼る」と「張る」、「添付」と「貼付」
といった同音異義語は文字を入力するとき、
迷ったり、間違って使ったりすることが
あります。

入力間違いを避けるためにも
それぞれの意味を知っておきましょう。

意味の違いを調べるときに役立つのがこちら

記者ハンドブック 第14版: 新聞用字用語集

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誤って使いやすい言葉を取り上げます。
◆────────────────────────────◆
間 違 え や す い 言 葉 NEW       < 「張る」か「貼る」か >
◆────────────────────────────◆

読みは同じでも意味が異なる言葉があります
(同音異義語)。

文字を入力するとき、迷ったり
間違って使ったりすることを避けるためにも
意味の違いを知っておきましょう。

「ポスターを接着剤ではる」の「はる」は
「張る」と「貼る」のどちらでしょうか?

答えは、「貼る」です。

「貼る」は、のりなどで付ける、付着を
意味します。

例)切手を貼る、レッテルを貼る、貼り薬

一方、「張る」は、
取り付けるとか、広がる、という意。

例)テントを張る、氷が張る、張りのある声

という違いがあります。

ただ、新聞表記では「張る」が一般用語で、
「貼る」は特別用語に分類されます。

ポスターを告知のために「掲示する」場合は
「防災ポスターを張る」。

接着剤やのりを使って壁に付着させる場合は
「ポスターを風で飛ばないように貼る」
となります。

「タイルをはる」も
タイルを取り付ける場合は「タイルを張る」
タイルを貼付する工法を強調する場合は
「タイルを貼る」とします。

「貼る」か「張る」か迷う場合は
一般用語の「張る」を使います。

※参考
記者ハンドブック 第14版: 新聞用字用語集

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メール対応についての質問にお答えします。
◆────────────────────────────◆
読 者 か ら の 質 問
◆────────────────────────────◆
◎「間違い」か、「間違え」か?

<読者からの質問>——————–

クレームの報告文書などで「~の間違い」のような表現が出るのですが、
これを「~の間違え」と書く人がいます。

辞書で見ても「間違い」、「間違え」
どちらでも正しそうですが、普通は「間違い」と書くような気がします。

この使い分けには何か基準があるでしょうか?

(読者 H.Iさん)
—————————————

辞書で「間違い」と「間違え」を調べてみました。

広辞苑では
「間違い」に下記の4つの意味がある
と記されています。

1)まちがうこと。あやまり。「―を見つける」
2)あやまち。しくじり。過失。「―を認める」
3)事故やけんかなど、異常な出来事。
4)男女間の不道徳。

「間違え」については
「間違える」は意味の記述がありますが、
「間違え」はありませんでした。

デジタル大辞泉では
「間違え」は「間違い」に同じ
とあります。

三省堂国語辞典には
「間違える」の名詞形として「間違え」
があります。

「間違え」が誤りというわけではありませんが、
使用頻度は「間違い」が高いため、受け入れやすいのかもしれません。
逆に、「間違え」に違和感をおぼえるのでしょう。

質問にある「使い分けの基準」に明確なものはなく、
多分に各自の感覚に頼ることになりそうです。

「間違う」と「間違える」については
バックナンバーで取り上げているので、参考になさってください。

そのほかの参考記事はこちら。

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メール対応や言葉について神垣が日々思うこと
◆────────────────────────────◆
 言 葉 コ ラ ム              < 言葉の調べ方 >
◆────────────────────────────◆

言葉の意味を調べるとき、あなたは
どのようにしていますか?

例えば、
1月24日配信のVOL.4429あとがきで紹介した
「シキミ」の調べ方。

Googleで「シキミ」を検索すると
検索上位から順に

Wikipedia
仏壇店
葬儀社
みんなの趣味の園芸
東京都保健医療局

のページが表示されます。

このような検索結果が出ると私の場合、
まず、ページを開くのは
検索4位の「みんなの趣味の園芸」
検索5位の「東京都保健医療局」
です。

なぜなら、
「趣味の園芸」はNHKで長年放送している園芸番組、
東京都保健医療局のページは公的機関のページで、
いずれも情報の信頼性が高いからです。

次に
「シキミ コトバンク」「シキミ goo辞書」
で検索します。

そして、「シキミとは」という観点で
コトバンク→goo辞書で情報を読み、
その後で「みんなの趣味の園芸」「東京都保健医療局」のページで
補足情報や画像を確認します。

検索する際の優先順位としては
まず、辞書サイトで言葉の意味を確認し、
信頼できる専門サイトで補足情報を得る
という流れです。

検索1~3位のWikipediaや仏壇店、葬儀社のページは
開かずに飛ばします。

情報自体は間違っていないと思いますが、
仏壇店や葬儀社のWebサイトへ誘導するためだったり、
仏壇や葬儀に寄せた情報が掲載されていたりして、
自分の判断の邪魔になる余分な情報が多いので、
スルーすることにしています。

私は当初「シキミ」を「シキビ」と記憶していたので
「シキビ」と検索したところ

検索上位に挙がってきたのは
葬儀社、終活サイト、シキミの通販サイト、墓石店、仏壇店でした。

こうした商業系のサイトは情報が似たり寄ったりのことが多く
調べたい言葉のアウトラインは把握できるのですが
メールマガジンに記事を書く場合は使いません。

私の場合、
新聞記事から情報収集することもあります。

Googleで「シキミ」を検索する際
検索欄の下にある「ニュース」のボタンを押して検索すると
新聞で取り上げらられた「シキミ」の情報が挙がってきます。

新聞の情報も「シキミ」をどのような観点、切り口で取り上げられたか
を知るうえで参考になります。

自分がその言葉の何を調べたいかによって、
検索の仕方も変わってきます。

言葉の意味なのか
使われ方なのか
取り上げられ方なのか

私はまず、宣伝用に加工された情報より
言葉の本来の意味をまず知りたいと思うので、
辞書や専門サイトを優先しています。

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