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今週は、感じの良いひと言について考察します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法             < 先輩から学ぶ(3)
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                         「恐れ入ります」

▼ 活用範囲が広い「恐れ入ります」
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VOL.192 でも触れていますが「恐れ入ります」も、目上の人が使っている
のを聞いて真似して使うようになった言葉です。

私は「すみません」の代わりに使うことが多いです。話し言葉では、人込
みの中を進んでいくような時、書き言葉では他人に何かお願いするような
時が多いでしょうか。ほかにも使いみちが広いのが「恐れ入ります」です。

●断る時
「恐れ入りますが、今回はご遠慮させてください」
→ 「恐れ入りますが」とひと言添えることで、和らぐ。

●否定表現を婉曲に
「恐れ入りますが、当方では対応しかねます」
→ 単に「対応できません」というより婉曲

●依頼する時
「恐れ入りますが、ご持参いただけないでしょうか」
「恐れ入りますが、少しお待ちくださいませ」
→「持ってきてください」「待ってください」とストレートに言う
より感じが良い

●お礼に代えて
(席を譲ってもらった時など)恐れ入ります
→「ありがとうございます」という感謝の気持ちを伝える場合

▼ 目指そう、言葉美人!
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「恐れ入ります」は口に出して使っていると、自然に書き言葉でも使える
ようになります。ほかの言葉でも同じ効果があります。

「習うより、慣れろ」で、人から聞いて感じが良いと思った言葉、心惹か
れた言葉づかいは、積極的に取り入れて、自然に言ったり書いたりできる
ようになりたいものです。

言葉づかいがきれいな人は年齢に関係なく、好印象を与えますよ。

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