今週は、慣用句の誤用についてです。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 間違いやすい慣用句(4)>
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微妙な違いの語
押しも押されぬ
けんけんがくがく
上記の慣用句、うっかり使っていませんか? 正しくは次のように書きます。
押しも押されもせぬ
けんけんごうごう(喧喧囂囂) または
かんかんがくがく(侃々諤々)
「押しも押されもせぬ」は、争う余地のない、ゆるぎない、れっきとした
という意味。 例)押しも押されもせぬ人気
けんけんがくがくは「けんけんごうごう(=口やかましく言い立てる)」
と「かんかんがくがく(=正論をはいて屈しない)」が混用されたもの
です。
▼ 気づかぬまま使ってませんか?
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次の慣用句も取り違えしやすいです。
おぜん立てがそろう ⇒ おぜん立てをする
満面に笑顔を浮かべた ⇒ 満面に笑みを浮かべた
もうすぐ敬老の日ですが、次の慣用句も注意しましょう。
寄る年には勝てぬ ⇒ 寄る年波には勝てぬ
老体にむち打つ ⇒ 老骨にむち打つ
微妙な違いでうっかり見過ごしやすい言葉をピックアップしてみました。
※参考「朝日新聞の用語の手引」
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