今週は、メールを含む伝達手段の選択についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法              < 何で伝えるか(4)
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                         はがきか、メールか

お礼の連絡。
あなたは、はがき派ですか? メール派ですか?

メールがこれだけ一般化すると、はがきで来た礼状というのは
却って新鮮に映ります。

手書きのものばかりとは限りませんが、
“ひと手間かけた感”がメールよりはがきの方が感じられるので、
丁寧さや相手への思いが伝わってきます。

手書きの絵手紙を春夏秋冬、絶妙のタイミングで送っている知人がいます。
営業の一環として客先を中心に送付するのですが、営業色はなく
あくまで季節の挨拶として、クリスマスシーズンや寒中見舞い、
暑中見舞いなど、季節の節目に絵手紙を送っているのです。

2年3年と続けていくうち、心待ちにしてくれる人や、
転勤などで担当者が替わっても次の人に引き継いでくれるなど、
生きた反応があり、仕事のご縁がいい形で続いているそう。

「礼状ははがきで」と説くビジネス書も多くありますが、
ありきたりの礼状では受け取る側も目が肥えているので印象に残りません。
送る時期や内容をひと工夫することが必要でしょう。

▼ 相手への効果を考えて選択する
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はがきにない魅力として、メールのスピーディーさも見逃せません。

名刺交換した相手には、メールで返礼することで
自分のメールアドレスや自社のサイトのURLを伝えることができます。

間接的にこんな仕事上の恩恵を受けました、というような報告を兼ねた
お礼はメールのほうが送りやすいこともあります
(私はそれを「おかげさまメール」と呼んでいます)。

はがきにしても、メールにしても、どちらが効果的ということではなく
相手への効果を考えてどちらにするかを考えることが
ポイントではないでしょうか。

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