今週は、長文のメールを送信する際に気を付けることについてです。
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 仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法  < 長文メールの留意点(4)
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                       余計な情報を整理する

 メールが長文になる原因の一つに
 余計な情報が多く含まれていることが挙げられます。

 下記の文例は、それほど長文ではありませんが
 “余計な情報が含まれた文”の一例として挙げます。

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 私の携帯電話の番号は長い間、○○で 090-XXXX-XXXXでした。
 先月、ナンバーポータビリティを使い、△△の新機種にしました
 (同じ番号です)。

 しかし、△△は電波状態が悪い場所が多いので不便を感じています。
 また、海外で使うには、○○ほど便利でないことが分かりました。

 そこで、このたび再度○○の携帯を新規に購入しました。
 番号は 090-YYYY-YYYYです。

 当分の間、これら2つの携帯電話をもっていますが、
 仕事で使う携帯は新規の090-YYYY-YYYYに徐々に移そうとしています。
 よって、今後はなるべくこの番号にかけてください。

 話が少しややこしくなりましたが、
 要は、090-YYYY-YYYY にかけてください
 ということです。
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 上記の文は、下記のように整理できます。

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 従来、仕事の連絡用に使用していた携帯電話の番号
 090-XXXX-XXXX を、
 下記の新しい番号に変更することにいたしました。

 新しい番号は 090-YYYY-YYYY です。

 お手数ですが、今後はこの新しい番号へ
 おかけいただきますようお願いいたします。
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 つまり、相手に知っておいてほしい新規の携帯番号と
 今後、新規番号で連絡をお願いしたいという旨を
 伝えればよく、

 携帯電話のキャリア変更のいきさつは
 この際、省略してもよいというわけです。

 物事を順序立てて説明することは大切ですが
 込み入った内容の場合は、
 結論や、相手に最も伝えたい内容に焦点を絞り
 先に核心を述べる方が、メールが長文にならず
 さらに、相手へも分かりやすく端的に伝わります。

 よく、長々と前置きや理由を述べた後
 「要は~です」「「要するに~ということです」と
 最後の方で結論を述べる文章を見かけますが、

 メールの場合は、その要点の部分こそ
 冒頭で述べることをお勧めします。

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 【しごび】 の お 知 ら せ
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