今週は、読者からの興味深いメールをご紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法         < 先輩からのアドバイス(2)>
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件名を最後に書く効用

今週は、本メールマガジンへ読者のかたからいただいた
感想やご意見の中から、「なるほど!」「確かに!」と
感じた言葉づかいやメールマナーに関するものを紹介したいと思います。

次のメールは
VOL.1253 < 読み返す際のポイント(2)> 件名と本文は合っているか
についていただいたものです。
<読者からのメール>———————————————-

本日の内容で良い意味で「気付き」があったので
返信を書いています。

私は件名を最後につける派なのですが、
多くの方が件名を最初につけるということにびっくりしました。

そういえばそうですよね・・・と。

後輩の子にメールの書き方をレクチャーすることもあるのですが、
タイトルと内容がマッチしていないことがよくあります。

あとは、メールの本文だけチェックしていて
あとで送ったメールを見たらちぐはぐな件名をつけていたり・・・

そういう作り方のポイントとして伝えるべき点なんだなぁと
いうことを気づかされました。

私は内容をたくさん書いた場合は、
それを総合して端的に表せるように、内容が少ない場合は
少し具体的に書いたりするように意識しています。
(読者 R.Fさん)
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「件名を最後につける」ことにも利点があります。
本文を一通り書いた後なので、内容が頭の中に入っており
的確な件名をつけやすいのです。

R.Fさんが件名を付ける際の工夫として、最後に挙げている

・本文が多くなった場合 → 本文の内容を端的に表した件名
・本文が少ない場合   → 本文の内容を補う具体的な件名

このように、本文のボリュームに応じて
件名を意識的に調整できるのは
「件名を最後につける」効用でもあります。

ですから、本文と件名がちぐはになっている後輩のかたへは
「件名を最後につける」練習をアドバイスすると
件名に合った本文(本文に合った件名?)が
書けるようになると思います。

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