今週は、メールで断るときのポイントについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法                       < 断り上手なメール(2)
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                        断りメールのパターン

断りのメールを送るとき、覚えておくとよい
パターンがあるのでご紹介しましょう。

1)相手への感謝 … 自分へ声をかけてもらったことへのお礼
2)断る理由    … 断りを入れる理由
3)断り      … 断り
4)フォロー    … 次のアクションにつなげるひと言、あるいは
相手の要望に対して、自分が可能な対応を提案

上記の1)~4)の順番で文章を展開すると
次のようになります。

1)ご案内いただき、ありがとうございます。
2)あいにく、その日はすでに予定があり
3)参加できません。
4)次回の例会へは参加の予定ですので
お目にかかれるとうれしいです。

1)ご依頼いただき、ありがとうございます。
2)あいにく業務が立て込んでおり
3)本日中に対応できかねます。
4)明日の午前中までお時間をいただければ
完全データでの納品が可能です。
明日までお待ちいただけますでしょうか?

1)で「すみません」と始めるより
まずは相手への感謝の言葉を。

2)の断る理由を示すときに
「あいにく」「恐縮ですが」「申し訳ありませんが」
といった緩衝材になる言葉を使うと
文全体の印象が和らぎます。

そのうえで、3)で断りをきちんと述べます。

そこで終わりにせず、4)で
「次回は…」のように次のアクションにつなげるひと言や
「しかしながら…」「明日でしたら…」のように
代替案を示すことで、断ったきりで終わりにならずにすみます。

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【しごび】 の お す す め
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