今週は、メール送信の際のちょっとした気配りについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法    < メールのうっかり(2)
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携帯メールは改行不要

▼ 携帯メールには文字は詰め打ちで
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携帯電話からのメールが苦手で、私はほとんど使いません。それもこれも、
携帯電話で文字を入力するのが遅く、面倒だから。

終日、パソコンに向かっていることも多いので、自分から人の携帯へ、あ
るいは、人の携帯から自分のパソコンへメールを送ってもらうようにして
います。

そこで発生する“うっかり”が、相手の携帯にパソコン同士のメールのや
りとりと同じ感覚でメールを送信してしまうこと。

携帯の相手は、やたらと余白や改行の多いメールを受け取ることに…。送
信した後に気づくうっかりミスです。

パソコンから携帯にメールを送信する場合は、改行も余白もなしで文字を
詰め打ちして送ります。

携帯電話のキャリアや電話の機種によって、入力できる最大文字数が異な
るので、長くなるメールは携帯にはNG。携帯メールの場合は、宛名やあい
さつもなしで、いきなり本題から入ってよし、です。

▼ パソコンか携帯か。メールの切り替えを
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逆に、携帯メールの使用頻度が高いと、はしょった表現に慣れっこになっ
てしまいがち。パソコンでビジネスメールを送るときは、携帯メールの習
慣を持ち込まないよう注意を。

特に、携帯メールの使用がメインだった学生は、就職後、職場でビジネス
メールのやりとりをする際、気をつける必要がありそうですね。

私が携帯メールに送信するのはもっぱら緊急時。公私共に早く伝えたいこ
とがある時、利用しています。

外出がちな相手に、携帯メールでさわりやポイントだけかいつまんで伝え
ておき、「詳しくはパソコンのメールに送っておきます」とすることが多
いです。

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転送する時はひと言添えて

▼ 転送の意図を明記
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受信したメールを、自分以外の誰かに転送する場合。

メーラーの「転送」ボタンを押せば、転送したい相手に送ること
ができます。

このとき件名には「Fw: 」がつき、送信されてきたときと同じ
件名が続きます。
受け取った相手は、それで転送メールと判断がつきますが、転送
してきた相手が「何のために」「どういう意図で」転送してきたか
までは分からない場合があります。

「興味深いメルマガの記事を見つけたので、参考までに転送します」
「客先から下記のメールをいただきましたので、お知らせまで」
という具合に、転送分の冒頭にひと言、転送する意図を書き込んで
送ると、読む側にも内容が伝わりやすいです。

▼ 個人情報の取扱いにも注意を
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私は、メルマガで面白い記事や役立つ記事を読んだ時、仲間や客先
に転送して知らせる、ということをよくします。一緒に仕事してい
るデザイナーに客先からのメールを転送して情報を共有することも。

転送する意図以外に、特に注目して読んでほしいポイントを明記し
たり、自分の感想を冒頭に添えて送るようにしたりしています。
要するに、転送する自分のちょっとした解説を添えるわけです。

もう一つ注意しているのは、転送の際に表示される送信者名やアド
レス。第三者に転送する時、伝えない方がいいと判断した場合は
転送する際に削除してから転送します。
何気なく転送したメールから、思いも及ばないトラブルが発生
することも考えられるからです。

単に「転送」ボタンを押してそのまま転送するのではなく、
迷惑にならない転送を心がけたいですね。

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