週末の特別企画です。
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仕 事 の メ ー ル 作 法       < 間違いやすい言葉講座-2
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                           上げると挙げる

混同しやすい言葉に「上げる」と「挙げる」があります。

●上がる
下がるの対語。あるいは、物事が終わる意。
例)布団の上げ下ろし、雨が上がる、仕事が上がる

●挙がる
意思表示、はっきり分かるように示すこと。何か事を起こしたり、列
挙する際にも使用。
例)手を挙げる、例を挙げる、式を挙げる

意味の違いで次のように使い分けます。例えば…

成果(効果)がアップする時は「成果が上がる」
成果(効果)を残す時は「成果を挙げる」

有名になることは「名を上げる」
名前を列挙する場合は「名を挙げる」

気勢が「上がる」
祝杯を「挙げる」

「上」「挙」の書き分けの判断がつかないときは、平仮名書きを。

ものを渡したり、相手に何かを行うようなときは、平仮名の「あげる」
を使います。
例)結婚の祝いをあげる、間違いを見てあげよう

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