今週は、適切な読点の入れ方についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法 < 区切りの問題(4)>
◆─────────────────────────────────◆
読点が不要な場合
読点を打たなくてよい場合もあります。
▼ 一読して誤読のおそれや読みやすさを確認
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
例えば、主語に当たる部分が短い時。
それは初耳です。
受賞は次の通りです。
経験の有無は問いません。
かっこ「 」の前にくる助詞や助動詞のあとも読点を打ちません。
重い口を開き「知りません」と言った。
会長は今後の見通しについて「楽観できない」と語った。
文中に補足的に差しはさむ丸かっこ( )の後にも読点は不要。
新聞表記が参考になります。
平成元年(1989年)に開催された。
山田部長(総務部)川上部長(経理部)が参加された。
ただし、読点がないことで意味が変わったり、誤読のおそれがある場合は
この限りではありません。
読点を打ちすぎる傾向がある人、読点が少な過ぎる人は、一度、声に出して
文章を読み返してみましょう。不要な読点、打つべき箇所が分かりますよ。
ビジネスメールを書くときに役立つ最新の記事が無料で読めます。
最新刊! 8冊目の神垣あゆみの
著書『迷わず書けるメール術』
その他の著書はこちら
「仕事のメールの基本を知りたい、でも、誰も教えてくれない。今さら聞けない」という人のためのメールマガジン。
毎週金曜日 配信!
【仕事のメール心得帖】有料版 登録はこちらから