今週は「パソコン ⇒ 携帯電話」へのメール作法についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 携帯電話のメール作法(9)
◆─────────────────────────────────◆
相手に合わせた書き方

今週は、パソコンから携帯電話へメールを送る際の留意点や配慮を読者の
お便りをもとにご紹介しています。

昨日に続き、パソコンで受信したメールを携帯に転送しているケースでの
留意点として、次のような意見をいただきました。
——————————————————————–
仕事での携帯メールには、いくつかのパターンがあると思います。
(中略)
この中で、一番配慮しなければならないのは、PCに送ったメールを外出中
は、携帯に自動転送している人に対して送るメールだと思います。

私の場合、このような人には相手が、PCで見る場合と転送された携帯で見
る場合の2通りを考慮して送っています。

・本文には、相手の名前だけを書いて、会社名は書かない。
・文章途中の改行はできるだけしない。
・スペース改行は、いつもより多くする。

などです。…箇条書きのような書き方です。
(読者 T.Kさん)
——————————————————————–

パソコン受信したメールを携帯に自動転送している客先が私にも何人かい
ます。相手が「パソコンから携帯への転送派」であることが事前に分かっ
ている場合は、上記のようなポイントを心にとめてメール送信するとよい
ですね。

ほかにも、次のような意見がありました。
——————————————————————–
送信先がPCか携帯かを判定し本文を長文にするか短文にするかを決める。
携帯なら100文字程度で納まるようにする。
理由、相手の見やすさ考慮のため。         (読者 T.Hさん)
——————————————————————–

頻繁にやり取りをする相手、懇意な相手の場合はメールの受信環境をある
程度把握できます。同じ相手でも、今ごろは外出中だなとか、今なら社内
にいるはず、と状況を予測して、相手に合わせた書き方をするようにして
います。

記事全文を読む

今週は「パソコン ⇒ 携帯電話」へのメール作法についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 携帯電話のメール作法(8)
◆─────────────────────────────────◆
転送するときの工夫

今週は、パソコンから携帯電話へメールを送る際の留意点や配慮を読者の
お便りをもとにご紹介しています。

外出が多い人や出張の際、パソコンで受信したメールを携帯に転送してい
るという人もいるのではないでしょうか。

「パソコン ⇒ 携帯へ転送」で、次のような工夫をご紹介しましょう。
——————————————————————–
さて、私もケータイメールは大の苦手なので、受けるばかりでほとんど使
いませんが、出張中などは、会社のアドレスのメールをケータイアドレス
に「転送」をかけています。そうすると、急ぎのメールも見落としがない
からです。

(中略)

うちの会社関係ではそうしている人が多いのですが、実は、困ったことが
あります。

それは、文書を添付したものを送ると、ケータイに転送をかけている人の
メールは、エラーが返ってきてしまうのです。
ケータイで受けられる容量をオーバーするからでしょうね。

そこで、私は、自分のケータイに転送をかけるときは、
「10KB以上は転送しない」にチェックをして、転送に制限をかけています。
こうしておくと、相手にエラーが出ることもないですし。
(はっちさん)
——————————————————————–

私も経験があります。受ける側ではなく送る側での経験ですが、添付メー
ルを相手のパソコン宛に送ったところ、なぜかエラー表示。後で確認する
と、相手がパソコンから携帯に転送設定していて、添付メールが受けきれ
ずエラーで返ってきていたのです。

最近では、パソコン並みに添付資料も開ける携帯機種も出ているようです
が、携帯で受信しきれなかった添付メールがエラーで戻ってくることがあ
ります。

相手がパソコンから携帯に転送設定していることを知らないと、なぜエラ
ーが返ってくるのかさえ分かりません。

上記のように、転送設定するときに容量の制限をかけておくと、送信した
側にエラーメールが返ってくる煩わしさが解消しますね。

記事全文を読む

今週は「パソコン ⇒ 携帯電話」へのメール作法についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 携帯電話のメール作法(7)
◆─────────────────────────────────◆
長文になるときは…

今週は、パソコンから携帯電話へメールを送る際の留意点や配慮を読者の
お便りをもとにご紹介しています。

携帯でメールを受ける場合は文字数に限りがあるため、送信する文字量に
配慮が必要なことを昨日はご紹介しました。次のような心遣いをしている
読者もいます。
——————————————————————–
初回、あるいは初回からしばらくは「ケータイ宛にて署名省略しておりま
す」「ケータイ宛にて用件のみ失礼します」という補足を入れます(毎回
ではありません)。

また、文字数制限があるケータイ宛にどうしても長文になる場合は、最初
のメールで「分けてお送りいたします」とし、「1通目お届け先のご確認
です」「2通目お支払方法のご案内です」「3通目最後です」とすることも
あります。

これだとケータイという相手の事情に合わせてお送りしていることが理解
してもらえます。すると、ケータイを持っている相手の方からも「ごてい
ねいにありがとうございます」と丁寧な返事をいただく場合が多いです。                             (前田めぐるさん)
——————————————————————–

「パソコン ⇒ 携帯」にメールをする場合も、パソコンからのメールであ
ることや、それに伴い署名やあいさつ文を省略している旨、ひと言添える
と感じがいいものです。

やむを得ず長文のメールを携帯に送信するような場合は、上記のように何
通かに分けて送信するともれがなく、確実ですね。

途中で文章が切れることを考慮して、メールを書く際の工夫についても下
記のようなご意見をいただきました。
——————————————————————–
相手の携帯によっては、長文を送ると、最後のほうはちぎれる場合もあり
ますね。
そのため、最後がちぎれる場合を想定して、結論を最初に書いたほうがい
いです。そして、「その理由は・・」とつなげるほうがいいでしょう。
(読者 H.K さん)
——————————————————————–

結論から先に、最も伝えたいことから優先的に書く、というのは通常のメ
ールでも心がけたいポイントですね。

記事全文を読む

今週は「パソコン ⇒ 携帯電話」へのメール作法についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 携帯電話のメール作法(6)>
◆─────────────────────────────────◆
改行を控える

先週に引き続き、携帯電話のメールについて取り上げています。
今週は、パソコンから携帯電話へメールを送る際、注意したい点を読者か
ら寄せられたお便りをもとにご紹介していきます。

——————————————————————–
社内 → 携帯へメールする際には
・改行を入れない
携帯では改行がむやみに入ると読みづらい

・箇条書きにしない(中黒などを利用しない)
改行が入ってかえって読みづらい

・文字数チェック!
movaの方はあんまり長いメールを受け付けられない

上記3点を気をつけています。            (読者 T.Hさん)
——————————————————————–

携帯⇒パソコンからの場合と同様に、パソコンと携帯電話ではメールの文字
を読む環境(画面の大きさ)が異なるため、その点への配慮があると好まし
いです。

パソコン画面で通所どおり改行したメッセージも携帯メールではパソコン画
面と同じようには改行が反映されないので、改行なしで棒打ちするほうが、
むしろ読みやすいんですね。

試しに、自分のパソコンから自分の携帯へメールを送ってみるとよくわかり
ます。

携帯電話の機種によっては、文字数に制限がある場合もあるので、私もパソ
コンから携帯へメールするときは文字数を少な目にするよう意識しています。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

さっと読めてためになる!

******************************************************************
本メルマガをもとに書きました『 仕事で差がつく できるメール術 』
www.amazon.co.jp/dp/4413041674/ref=nosim/?tag=shigotobijinn-22
******************************************************************

記事全文を読む

今週は「携帯電話 ⇒ パソコン」へのメール作法についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 携帯電話のメール作法(5)>
◆─────────────────────────────────◆
控えをとる

今週は、読者のかたから寄せられた携帯電話からパソコンへメールをする
場合の留意点をご紹介してきました。なるほどな、と思ったのは次のよう
な工夫です。
——————————————————————–
送信先の宛先に自分も含める

理由1. 万が一携帯の送信メールを消去した場合のバックアップとして
理由2. 自宅PCでも確認できるようにするため
(読者 T.Hさん)
——————————————————————–

うっかり操作ミスで送信したメールを消去してしまったり、万一、携帯電
話を紛失したり壊してしまった場合も、上記のように控えのデータが自分
のパソコン内にあれば、慌てずにすみますね。

携帯で受信したメールもひと手間かけて次のような工夫をしているという
意見もありました。
——————————————————————–
仕事上のメールであれば、相手が携帯送信 → 自分が携帯受信 であって
も、デスクワークしているときの返事はPCから、相手の送信内容を引用
(○○○○の件ですが、)して送るようにしています。
PCメールは、送受信メールをフォルダに時系列で残せますので、常に自分に
記録が残り、トラプルになることは少なくなります。
(読者 A.Kさん)
——————————————————————–

仕事関連のメールは携帯メールといえども取り扱いはおろそかにできません。
上記の二例のように、記録を残すという配慮も必要ですね。

◆─────────────────────────────────◆
【しごび】 の お す す め
◆─────────────────────────────────◆

社員教育用に、とご購入くださる会社も多いです

******************************************************************
本メルマガをもとに書きました『 仕事で差がつく できるメール術 』
www.amazon.co.jp/dp/4413041674/ref=nosim/?tag=shigotobijinn-22
******************************************************************

記事全文を読む

今週は「携帯電話 ⇒ パソコン」へのメール作法についてです。
◆─────────────────────────────────◆
仕 事 の メ ー ル 作 法    < 携帯電話のメール作法(4)
◆─────────────────────────────────◆
公私の使い分け

私用で使うことも多い携帯メール。仕事で携帯メールを使う場合は、私用
のメールと混同しないように配慮しているという意見もありました。

——————————————————————–
携帯メールは私用で使うことが多いので、文字の選択は「変換履歴」からで
はなく「変換候補」から選択するようにしています。
「変換履歴」の文字は口語体が多く、万一チェックミスで読まれる側に不快
感を与えるといけないので、チェックを兼ねて「変換候補」から選択します。

また、携帯からのCCは、携帯に登録しているアドレスが私用の物だったりす
るので、思わぬトラブルが起きることがあります。面倒でも、仕事で携帯メ
ールを使うときはアドレスごとに個別に送信するようにしています。
(読者 N.Yさん)
——————————————————————–

確かに、文字の「変換履歴」は便利ではありますが、うっかり口語調の文字
を選択してしまいそうになることがあります。「です」が「で~す」や「で
すっ」になっていては、ちょっとまずいですよね。

パソコンのメールの場合は「変換候補」に頼らないよう配慮していますが、
携帯メールの場合は「変換履歴」に頼らないよう注意しておく必要がありそ
うです。

私用に使う頻度が高いツールだけに、アドレスの管理も気をつけたいですね。
相手を間違って送信という以上に、仕事関連の情報が漏洩する可能性も無き
にしもあらず。携帯メールの気安さに流されないよう、情報の取り扱いに気
をつけたいものです。

記事全文を読む