今週は敬語の「こんなときどうする?」にお答えします。
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仕 事 美 人 の メ ー ル 作 法 < 敬語の問題(3)>
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「あなた」
「あなた」という呼び方は、相手によって言われてうれしいときと疑問に
思うときがあります。
読者からのメールで「あなた」が使われているときは何の違和感もなくす
んなり受け入れられますが、「先生」と書いてあるとかなり抵抗感を覚え
ます。
「あなた」はもともとは遠くを表す「あなた(彼方)」という言葉から生
じた敬意の高い敬語だったとか(「山のあなたの空遠く幸(さいわい)住
むと人のいふ…」というカール・ブッセの詩がありますね)。
現在では、一般に年齢や立場が自分と同等か下位の人に対して使われる言
葉とされます。ですから、目上の人に「あなた」を使うのは避けたほうが
無難でしょう。
「あなたはどう思われますか?」
というフレーズを目上の人に対して使うときは
「山本さんはどう思われますか?」
「どのように思われるかお聞かせください」
上記のように名前で呼びかけたり、相手の動作(行動)に敬語を使って表
すと収まりがいいです(「敬語の指針」による)。
私がメルマガ読者に「あなた」を使われてうれしいと思うのは、特に年齢
が上のかたからのお便りのときです。「あなた」には中立的な語感がある
ので、見下すでもなくへりくだるでもなく、ニュートラルな気持ちで接し
てもらっている気がするからでしょう。
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【しごび】 の お す す め
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メルマガ読んでるあなたもぜひご一読を!
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