今週は、感じよくやり返すための表現法についてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < かわすメール(2)>
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受け入れるひと言
「あなたの書いていることは間違いじゃないですか?」
「この件は○○すべきと思います」
と強い調子で責めたてられると、誰だっていい気持ちはしません。
このようなメールを受け取ったときは
「ですが」「しかし」と相手の言うことに反論すると火に油。
両者がヒートアップしてしまい、収拾がつかない事態に陥る危険が
あります。
では、どうするか?
「反論する前に、受け入れる」ことです。
このようなとき有効なのが「ありがとうございます」のひと言。
「ご指摘(ご意見)ありがとうございます」
「そのような見方(考え方)もあるのですね。ありがとうございます」
と、まずは相手が問題を提示してくれたことに対して
感謝の気持ちを伝えます。
このひと言があるだけで、カッカした感情もひとまずクールダウン。
クレーム対応でも応用できますね。
▼ 「すみません」で逃げない
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
ここでその場しのぎに
「すみません」「申し訳ありません」と対応すると
相手につけ入るすきを与えてしまうことになるのでご用心。
安易に謝るのは、相手の申し立てを認めたことになってしまいます。
特にメールの場合は
一文、一文を積み重ねて説得する、理解してもらうという作業が
ポイントになります。
相手のいいなりにならず、かといって対立せず、
まずは受け入れて対等なところから話を進めていきましょう。
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