今週は、迷いやすい同音異義語をご紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法 < 変換ミスにご用心(3)>
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意味の違いを知る
果たしてどちらを使っていいのか迷う言葉があります。
例えば「とくちょう」。
文字としては「特徴」と「特長」がありますが、この違いは?
「特徴」は特に目立つ点を指します。 例)特徴のある建物
「特長」は特に優れた点のことです。 例)部下の特長を生かす
ものづくりで使われる「せいけい」はどうでしょう。
成形、成型、整形とありますが、その違いは?
「成形」は形を作ることです。 例)プラスチックの成形加工
「成型」は型にはめて作ることです。 例)金型成型
「整形」は形を整えることです。 例)整形外科
いずれも漢字の意味に即していることが分かります。
では、「時」と「とき」の使い分けは?
「時」は文字通り、時期・時間・時刻そのものを示すときに使います。
例)買い時 引け時 時と場合による
「とき」は「~の場合」と言い換えられます。
例)いざというとき 社員を採用するときは 困ったときの神頼み
「時」も「とき」も頻繁に使う言葉ですが、
書き分けに迷った場合は「とき」と平仮名書きにするとよいでしょう。