今週は、読者のかたからいただいたお便りを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法            < 読者からのお便り(3)
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適切な敬語表現

VOL.855 敬語表現についての記事l
に、次のメールをいただきました。

<読者からのメール >———————————————

敬語表現の問題ですが

「取材では、ご著書・メルマガの内容で伺いたい点がありますので、
恐縮ですが上京の折にでもお目にかかれませんでしょうか」

では如何?
読者 K.Hさん
——————————————————————

VOL.855で私が書き換えた敬語表現はこちら。

取材では、著書やメルマガに書かれている内容で、
特に気になっている点をお聞きしたいと思っています。
もし、お仕事で東京にいらっしゃる予定がありましたら、
お知らせください。

ご覧の通り、K.Hさんの文章は私の書いた文章の約半分。
ぎゅっと凝縮されつつ、要点を押さえた表現になっています。

ここでのポイントは「恐縮ですが」。
このひと言で、相手を気遣う心持が伝わります。

相手に負担をかけたり、お願い事をするような場合に
枕言葉として添えると、文章全体をが和らげる効果があります。

先週、紹介した「改まった言い方」
でもある「恐れい入りますが」「お手数ですが」なども
「恐縮ですが」と同様の場面で活用できるフレーズです。

敬語表現は、一朝一夕には身につきません。
私も未だに回りくどい言い方になったり、言葉が足りなくて
メールの送信後に後悔することがあります。

自分で調べたり、感じの良いメールをお手本にしたり
と、適切な表現ができるように日々意識することが大切ですね。

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今週は、読者のかたからいただいたお便りを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 読者からのお便り(2)>
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送信ミス防止策

VOL.841 送信間違いを防ぐための対策についての記事
に対して、ネットショップを運営している読者のかたから
次のメールをいただきました。

<読者からのメール >———————————————

今朝、送信ミスをしてしまいました。
商品A(9,980円)を買ったお客様に、
商品B(5,980円)を買ったお客様に送る発送案内メールを
送ってしまったのです。

商品Aのお客様にお詫びを書いた正しいメールを送りました。
商品Bのお客様には、そのまま本来のメールしか送っていません。
二人とも同じ県の人で、もしやお知り合いかも!?
と思うと冷や汗が…。

そこで、私の対策案:
受注1件ごとにメールが2通来るので、
1通は開封し商品内容等確認して発送作業へ。
作業完了後、発送案内メールは未開封のもう1通を開封して
そこにあるアドレスに送信しようかなぁ、と。

上記の送信ミスがあった直後に【しごび】の記事を読んで
あまりにタイムリーだったのでメールしました(汗)。
読者 G.Hさん
——————————————————————

私も似たような失敗があります。
メールではないですが、ネットオークションのやりとりで
二つの商品を別々の相手から落札したとき、
Aという相手に「取引連絡」を
Bの相手に「評価」のコメントを送ろうとして取り違え
Aの相手に、いきなり「評価」を送ってしまったのです。
慌てていて、Aの方から連絡いただくまで間違いに気がつきませんでした。

このように複数のメールが同時に来たり、
同じような内容のメールを混同してしまうことがあります。

上記のG.Hさんのように作業の完了ごとに確認しながら1通ずつ開封するとか、
開封時や送信前に再度確認することが必要になってきますね。
それ以前に慌てず対処するということもポイントかも。

確認のひと手間を習慣づけることに加え、
送信ミスの後、迅速にお詫びのメールでフォローすることも大切です。

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今週は、読者のかたからいただいたお便りを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法               < 読者からのお便り
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                             署名の活用

メールでよく使う決まり文句をテンプレート化して活用する、という
VOL.834の記事に対して、次のメールをいただきました。

<読者からのメール >———————————————

>  使用する場面を想定していくつかテンプレートを作り、
>  メールソフトの「下書き」に保存。
>  必要に応じて取り出して使用するという方法があります。

ですが、オススメの方法がありますのでメールさせていただきました。
文章を『署名』に登録しておくのです。

私は、仕事先OKになった場合・仕事先リテークの場合・上司宛など
数パターン登録していますが、個人的には『下書き』保存を
利用するより便利だと悦に入っております(笑)

フレーズなどは辞書登録で十分ですが、
署名だと長文も登録できますので、ぜひ一度お試しください。

読者 F.Sさん
——————————————————————

これはいいアイデアですね。
よく使う文章を「下書き」に保存して、その都度取り出すより
「署名」化しておくと、一発で定型文が取り込めます。

メールや添付ファイル受領の際の返信メール、お礼のメールなど、
「署名」化できる定型文はいろいろとありそうですね。

私も、ある程度定型化した文章はテンプレートにしていますが、
それに加えて、相手に対するひと言をその都度添えるようにしています。

「相変わらず暑いですが、ご自愛ください」「また、飲みましょうね」
など、相手と関係する事柄やちょっとひと声かける感じで一文を添えると
いかにも定型文という印象がなくなるからです。

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今週は、きちんとした印象を与える言葉遣いについてです。
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 改まった言い方(5)
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覚えておきたい言い回し

ビジネスメールのやりとりで、押さえておきたい言葉があります。

「ありがとうございます」
「恐れいります」
当メルマガでも繰り返し述べていますが、
「すみません」より「ありがとうございます」。
このひと言で、ぐっとポジティブな印象を与えることができます。
「恐れいります」も「すみません」に代わる言葉として重宝します。
相手に時間を割いてもらうような場合は「お忙しいところ、恐れいります」
と使います。

「失礼いたしました」
「申しわけございません」
行き違いや思い違いというのは誰にもあるもの。そんなときに役立つのが
「失礼いたしました」です。
相手に迷惑をかけた場合は「すみません」ではなく
「申しわけございません」がきちんとした印象を与えます。

「お手数ですが」
相手に手間をかける場合、添えたいひと言です。
実際に足を運んでもらうようなときは「ご足労ですが」
「ご足労をかけますが」というフレーズもあります。

「いかがでしょうか」
「いかがいたしましょうか」
「どうしたらいいか」分からないとき、「どうするのか」という判断を
相手に仰ぐ言い回しです。ぶっきらぼうに「どうですか」と問うよりも
感じがよく、相手への配慮を感じさせる言葉です。

今週取りあげてきた「改まった言い方」は、服装に置き換えると
Tシャツにジーンズ、サンダル履きではなく、
スーツにネクタイ、スーツにパンプスといういでたちで相手に接すること。

相手への敬意や大事にしたい気持ちを「形」にしたのが
改まった言葉遣いであり、TPOに合った服装です。

上記のフレーズだけでも意識して使うようにすると、
あなたの印象もワンランクアップしますよ。

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