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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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仕 事 の メ ー ル 作 法             < 読者からの質問(2)>
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                         「小職」の使い方

企業にお勤めの女性読者からいただいた質問です。

<読者からの質問>————————————————

【しごび】愛読者の27歳OLです。
今回、質問がありメールをさせて頂きました。

メールの文中などで、自分を表現するのに使う
「小職」という言葉についてです。
これは男性言葉だという認識なのですが、あっていますでしょうか。

また、女性がメールの文中で自分のことを指し示す場合、
適当な言葉がありますか?
読者 N.O さん
——————————————————————

N.O さんは、他部署の新卒の女性社員から
「質問等ございましたら、小職までご連絡ください」
というメールを受け取り、小職の使い方に疑問を持ったとのこと。

辞書で調べますと、「小職」とは
官職についている人が自分をへりくだっていう語
とありました。

ですから、官職にあるかたであれば、男女関係なく
「小職」を使用できることになります。

民間企業の場合は、上記の意味から「小職」を使うのは適切ではないので
「質問等ございましたら、当方までご連絡ください」
のように「当方」と言い換えることができるのではないでしょうか。

あるいは
「質問等ございましたら、総務部 神垣までご連絡ください」
のように、具体的な問い合わせ先を明記するのもよいでしょう。

女性がメールの文中で自分のことを指す言葉としては
「当方」「わたくし」を私はよく使います。

「私」と漢字で書いてもよいのですが
丁寧に相手に伝えたいときは、敢えて平仮名書きで
「わたくし」としています。

「当方」「わたくし」ほど頻度は高くないですが
「神垣までお知らせください」のように
自分の姓を書くこともあります。

女性らしい表現ではないのですが、客先に対して使うことが多いです。

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今週は、読者のかたからいただいた質問にお答えします
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 仕 事 の メ ー ル 作 法               < 読者からの質問
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                        残暑見舞いとGmail

同じ読者のかたから、2つの質問をいただきました。

<読者からの質問-1>———————————————-

8月8日の立秋を過ぎたら秋。相手への安否を気遣うと共に自分の近況を
報告するための季節の挨拶も、「残暑見舞い」となります。

と、あるサイトにのっていましたが、猛暑でも立秋以降の挨拶は
残暑見舞いで良いのでしょうか
読者 M.Kさん
——————————————————————

毎年、立秋(8月7日・8日ごろ)はまだまだ暑さの厳しい時期ですよね。
暑中見舞いも残暑見舞いも、相手を気遣う気持ちを送るものですが、
季節のご挨拶という意味合いも含まれているので、
形式は踏まえておくほうが良いと思います。

暑中見舞いは、二十四節気の小暑(7月7日ごろ)から立秋(8月7日ごろ)
まで
残暑見舞いは、立秋を過ぎてから、8月いっぱいまでを目安に送ります。

ちなみに、年賀状は松の内(1月7日)までに、
寒中見舞いは、松の内以降、立春(2月4日)までに送ります。

これらの時期を覚えておくと、久しぶりにメールを送る相手にも
使うことができます。

<読者からの質問-2>———————————————-

神垣さんのメルマガを読んで、私もGmail を使うようになりました。
そこで質問です。迷惑メールにたまったメールを開くことはしませんが、
ためたままにしない方がよいのでしょうか?
読者 M.Kさん
——————————————————————

迷惑メールを自動的に、しかも高い確率で排除してくれるのがGmailの
利点の一つですが、たまった迷惑メールも気になりますよね。

Gmailの[迷惑メール] フォルダにたまったメールは、30日後に自動的に
削除されます。

フォルダにたまるのが気になる場合は、[迷惑メール]を開いて、
画面上部にある「迷惑メールをすべて削除」をクリックすると、
まとめて迷惑メールを削除できます。

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今週は、間違いやすい慣用句などを紹介します。
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 仕 事 の メ ー ル 作 法            < 間違いやすい言葉(4)
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                          まゆはどうする?

次の○○に当てはまる動詞は何でしょう?

嫌気が○○
不正が明るみに○○
まゆを○○める

答えは、こうなります。

嫌気が「差す」
不正が明るみに「出る」
まゆを「ひそめる」

もう嫌だという気持ちになることを「嫌気が差す」と言います。
「嫌気がする」というのは間違いで、「寒気がする」などとの混同
によるもの。
ある気持ちが生じたときには「差す」を使います。

おおやけになること、表ざたになることを「明るみに出る」と言います。
この場合、「明るみになる」ではなく「出る」。
「なる」を使うなら、「明らかになる」が適切な表現です。

不快な表情を「まゆをひそめる」と表現します。
同じように不快な気持ちを表すとき「顔をしかめる」と言いますが
混同に注意。
まゆは「ひそめる」、顔は「しかめる」です。

ちなみに、漢字ではどちらも「顰める」と書きます。
新聞漢字表にはありませんが、顰蹙の「顰」という漢字と同じですね。

今週は、クイズ形式で、慣用句や決まり文句として使う言葉の
「動詞」を紹介してきました。
似た表現と混同していることも多く、うっかり間違えないよう
参考にしてくださいね。

 
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今週は、間違いやすい慣用句などを紹介します。
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仕 事 の メ ー ル 作 法      < 間違いやすい言葉(3)
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二の句はどうなる?

体を使った動作を表す言葉を次に挙げます。
さて、続く動詞は何でしょう?

合いの手を○○○
固く口を○○○
二の句が○○ない

答えは、こうなります。

合いの手を「入れる
固く口を「つぐむ
二の句が「継げない

「合いの手」は、物事や会話の合間にはさむ動作や言葉を指します。
途中でさしはさむものだから、合いの手を「入れる」。
「合いの手を打つ」と間違いやすいので注意しましょう。

口を閉じる(黙る)ことを「つぐむ」と言います。
目を閉じることを「つむる」または「つぶる」と言います。
「口はつぐむ」もので「つぶる」ものではないと覚えておきましょう。

「二の句が継げない」の「二の句」とは、もともと
雅楽の朗詠の詩句を三段に分けて歌うときの二段目に当たる詩句を指す
のだそうです。

二段目は高音で歌うため、続けて歌うと息が切れることが多い。
そのことからきた慣用句が「二の句が継げない」。
転じて、次に言い出す言葉が出てこないことを表します。

「継げない」は、続けにくい、続かないことを指す動詞。
言葉の意味を理解すると、「二の句が出ない」のような間違いを防げます。

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私は、欧州方面へは一度も行ったことがありません。

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それも、かなりリアル&ディープに。

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イギリス大学院留学、就職転職と好きなことだけを続けて
ロンドン生活10周年を迎えた著者が、
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                        白羽の矢はどうする?

次の言葉に続く動詞は何でしょうか?

白羽の矢を○○○
照準を○○○
天罰が○○○

ひょっとして、上記の三つとも同じ動詞を当てはめませんでしたか?
「白羽の矢を当てる」「照準を当てる」「天罰が当たる」。

正しくはこちらです。

白羽の矢を「立てる
照準を「定める
天罰が「くだる

「白羽の矢を立てる」とは、神が人身御供(ひとみごくう)となる少女の家
の屋根に白羽の矢を「立てる」という俗説からきた言葉だとか。
転じて「多くの人の中から特に選ばれる」ことを「白羽の矢が立つ」と
言います。

目標にねらいを合わせることを意味する「照準」は、「当てる」のではなく
「定める」もの。「照準を合わせる」とも言います。

「罰(ばち)が当たる」と言いますが、「天罰」は「当たる」のではなく
「下る」もの。
前者が神仏から受けるものに対し、後者は自然に受ける悪事の報い
という意味があるようです。

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                          二の舞いを踏む?

次の言葉に続く動詞は何でしょうか?
碁を○○
将棋を○○

答えは
碁を「打つ」
将棋を「指す」

この「指す」と「打つ」を混同しやすいので、注意が必要です。

では、次の言葉に続く動詞は何でしょう。
二の舞いを○○○
二の足を○○

答えは
二の舞いを「演じる」
二の足を「踏む」

これも混同して「二の舞いを踏む」と覚えてはいませんか?
「二の舞いを演じる」は「前の人と同じ失敗(舞い)を繰り返す」こと、
「二の足を踏む」は「一歩目は進むが、二歩目はためらって足踏みする」
意から「ためらうこと、しりごみ」を指します。

今週は上記の例のように、結びの動詞に着目し、
間違いやすい慣用句などをピックアップしていきます。

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